冨澤暉
冨澤 暉(とみざわ ひかる、1938年〈昭和13年〉3月27日[1] - )は、日本の陸上自衛官。東京府出身。第24代陸上幕僚長[2]。
冨澤 暉 | |
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生誕 |
1938年3月27日(86歳) 日本 東京府 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
軍歴 | 1960 - 1995 |
最終階級 | 陸上幕僚長たる陸将 |
除隊後 |
公益社団法人隊友会理事長 川崎重工業顧問 東洋学園大学理事兼客員教授 公益財団法人偕行社理事長 |
略歴
編集父は第4回芥川賞受賞作家の冨澤有爲男、妻は大戦中にF機関で活動した藤原岩市陸軍中佐(元陸将でもある)の娘。 東京都立日比谷高等学校を経て、1960年(昭和35年)3月、防衛大学校(応用物理)卒業と同時に陸上自衛隊に入隊。以後、主に戦車部隊での勤務の後、第13普通科連隊長、愛知地方連絡部長、第1師団長、北部方面総監等の要職を歴任し第24代陸上幕僚長に就任した[1]。また、日本会議代表委員を務めた[3]。
年譜
編集- 1960年(昭和35年)3月:防衛大学校卒業(第4期)
- 1971年(昭和46年)7月:3等陸佐
- 1975年(昭和50年)7月:2等陸佐
- 1976年(昭和51年)8月9日:第2戦車大隊長
- 1979年(昭和54年)
- 1981年(昭和56年)3月16日:陸上幕僚監部防衛部防衛課業務計画班長
- 1983年(昭和58年)3月16日:第13普通科連隊長兼松本駐屯地司令
- 1985年(昭和60年)
- 1986年(昭和61年)8月1日:自衛隊愛知地方連絡部長
- 1988年(昭和63年)3月16日:陸上幕僚監部教育訓練部長
- 1990年(平成 2年)3月16日:陸将に昇任、第1師団長
- 1991年(平成 3年)3月16日:陸上幕僚副長
- 1992年(平成 4年)3月16日:第21代 北部方面総監
- 1993年(平成 5年)7月1日:第24代 陸上幕僚長に就任
- 1995年(平成 7年)6月30日:退官
- 2016年(平成28年):偕行社理事長に就任
- 2018年(平成30年)6月13日:退任
著書
編集単著
編集- 『逆説の軍事論 平和を支える力の論理』(2015年6月、バジリコ)ISBN 978-4862382191
- 『軍事のリアル』(2017年11月、新潮新書)ISBN 978-4106107429
共編著
編集- 『シンポジウム イラク戦争―軍事革命(RMA)の実態を見る』(2004年7月、かや書房)ISBN 978-4906124572
- 田原総一朗『矛盾だらけの日本の安全保障 「専守防衛」で日本は守れない』(2016年8月、海竜社)ISBN 978-4759315059
- 『米朝首脳会談後の世界 北朝鮮の核・ミサイル問題にどう臨むか』柳澤協二,太田昌克,今村弘子共編著, 自衛隊を活かす会編. かもがわ出版, 2018.7
脚注
編集- ^ a b JBpress
- ^ 「シンポジウムーイラク戦争」著者紹介
- ^ “役員名簿(平成29年9月1日現在)”. 日本会議. 2022年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月10日閲覧。
出典
編集- 防衛年鑑1995(防衛年鑑刊行会)
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