円山川停車場
円山川停車場(まるやまがわていしゃじょう)は、かつて兵庫県城崎郡日高町鶴岡(現:豊岡市)にあった出石鉄道の停車場である。第二次世界大戦中、海軍省の命令により 1943年(昭和18年)4月に設置され、円山川の川砂の輸送に使用された。 1951年(昭和26年)5月をもって休止された。その後、再開される事もなく1970年(昭和45年)7月20日に廃止された。
円山川停車場 | |
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まるやまがわ Maruyamagawa | |
◄江原 (0.9 km) | |
所在地 | 兵庫県城崎郡日高町鶴岡 |
所属事業者 | 出石鉄道 |
所属路線 | 出石鉄道 |
キロ程 | 0.9 km(江原起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1943年(昭和18年)4月 |
廃止年月日 | 1970年(昭和45年)7月20日 |
備考 | 1951年(昭和26年)5月休止 |
概要
編集出石鉄道は、1944年(昭和19年)に不要不急線として営業休止に追い込まれた。しかし、江原 - 円山川間は、円山川の川砂の輸送が続けられていた。川砂は、境線大篠津(現在の米子空港あたり)、小浜線松尾寺駅、東舞鶴駅(舞鶴軍港)、宮津線栗田駅に輸送され、飛行場建設のバランスの材料として使用された[1]。
歴史
編集廃止後の現状
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隣の駅
編集- 出石鉄道
- 江原駅 - 円山川停車場
脚注
編集参考書籍
編集- 安保彰夫『出石鉄道 - 二千人の株主が支えた鉄道 -』(初)ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 131〉、2010年7月1日。ISBN 978-4-7770-5289-9。