内田けんじ
内田 けんじ(うちだ けんじ、1972年9月8日[1] - )は、日本の映画監督、脚本家。神奈川県川崎市多摩区出身。生田東高等学校、サンフランシスコ州立大学芸術学部映画科卒業。
うちだ けんじ 内田 けんじ | |||||||||||||||
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生年月日 | 1972年9月8日(52歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本 神奈川県川崎市多摩区 | ||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画、ミュージック・ビデオ | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『運命じゃない人』 『アフタースクール』 『鍵泥棒のメソッド』 | |||||||||||||||
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人物
編集高校卒業後、アメリカに留学し、サンフランシスコ州立大学芸術学部映画科で映画を学んだ[2]。
友人たちと撮った自主映画作品『WEEKEND BLUES』がぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2002に入選し、企画賞(TBS賞)、ブリリアント賞(日活賞)をW受賞。この作品では俳優としても出演した(主人公の親友役)。
第58回カンヌ国際映画祭で4賞(フランス作家協会賞(脚本賞)、最優秀ヤング批評家賞、最優秀ドイツ批評家賞、鉄道員賞(金のレール賞))を獲得した、第14回PFFスカラシップ作品『運命じゃない人』DVD収録の特典映像の中の、いとうせいこうとの対談において、「僕はわかりやすい映画が大好きで、ビデオのコレクションも『ローマの休日』など、わかりやすいものばかりだ」「電車の中でアイディアがひらめくと、それを実演してしまい、周囲の人から変な目で見られるため、“僕はそういう人なんです”という演技を続ける」などと発言した。
監督・脚本作品
編集映画
編集- WEEKEND BLUES(2001年、監督・脚本・出演)
- 運命じゃない人(2005年、監督・脚本)
- アフタースクール(2008年、監督・脚本)
- 鍵泥棒のメソッド(2012年、監督・脚本)
- 点描のしくみ Queen of Hearts(2012年、監督・脚本)
テレビアニメ
編集- 名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜(2014年、脚本)[3] ※「鍵泥棒のメソッド」のシーンがいくつか登場する
CM
編集- 高橋酒造「白岳」(2007年、監督)
PV
編集- monobright 「あの透明感と少年」(2008年、監督)
- JYONGRI 「Winter Love Story」(2011年、監督)
- 乃木坂46 「何度目の青空か?」(2014年、監督)
受賞
編集映画
編集- 『WEEKEND BLUES』
- ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード入選
- 『運命じゃない人』
- 『アフタースクール』
- 第32回日本アカデミー賞 優秀脚本賞
- 『鍵泥棒のメソッド』
- 第34回ヨコハマ映画祭脚本賞
- 第86回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画脚本賞[4]
- 第36回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞
- 平成24年度芸術選奨文部科学大臣賞映画部門(2012年)[5]
その他
編集- 高橋酒造「白岳」CM
- 2007年アジア・パシフィック広告賞 銀賞
脚注
編集- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus(コトバンク)
- ^ 「映画監督 内田けんじさん」『総合図書館大目録』2009年8月21日
- ^ “名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間 | 名探偵コナン | TMS作品一覧”. アニメーションの総合プロデュース会社 トムス・エンタテインメント. 2024年2月8日閲覧。
- ^ “2012年 第86回キネマ旬報ベスト・テン結果発表”. キネマ旬報. キネマ旬報社. 2013年1月12日閲覧。
- ^ “平成24年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由”. 文化庁 (2012年). 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月12日閲覧。