六軒駅 (三重県)
三重県松阪市小津町にある東海旅客鉄道の駅
六軒駅(ろっけんえき)は、三重県松阪市小津町(旧・一志郡三雲町小津)にある、東海旅客鉄道(JR東海)の紀勢本線の駅である。
六軒駅 | |
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駅舎(2024年5月) | |
ろっけん Rokken | |
◄高茶屋 (5.7 km) (5.5 km) 松阪► | |
所在地 | 三重県松阪市小津町 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 29.1 km(亀山起点) |
電報略号 | ロク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
121人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)1月10日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1893年(明治26年)12月31日:参宮鉄道津駅 - 相可駅(現・多気駅) - 宮川駅間延伸、当駅は建設中で未開設[2]。
- 1894年(明治27年)1月10日:参宮鉄道高茶屋駅 - 松阪駅間に新設[3]。一般駅[4]。
- 1907年(明治40年)10月1日:参宮鉄道国有化、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、参宮線所属となる[1]。
- 1956年(昭和31年)10月15日:駅構内で信号見落としによる列車衝突事故発生、死者42名を出す(六軒事故)[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:参宮線亀山 - 当駅 - 多気間が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物取扱廃止[4]。
- 1974年(昭和49年)4月1日:荷物扱い廃止[4]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人駅化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[1]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。
松阪駅管理の無人駅。駅舎は構内東側の1番線(下り線)に隣接して設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■紀勢本線 | 下り | 松阪・伊勢市方面[注釈 1] |
2 | 上り | 亀山・名古屋方面[注釈 1] |
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ホーム
利用状況
編集「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[6]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 73 |
1999年 | 72 |
2000年 | 77 |
2001年 | 85 |
2002年 | 82 |
2003年 | 85 |
2004年 | 74 |
2005年 | 81 |
2006年 | 86 |
2007年 | 86 |
2008年 | 88 |
2009年 | 85 |
2010年 | 84 |
2011年 | 93 |
2012年 | 103 |
2013年 | 114 |
2014年 | 99 |
2015年 | 94 |
2016年 | 101 |
2017年 | 99 |
2018年 | 114 |
2019年 | 121 |
駅西方にある近畿日本鉄道伊勢中原駅の半数程度に留まる。
駅周辺
編集駅名の由来となった六軒の地名は、松阪寄りを流れる三渡川を挟んだ対岸にある。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。
- ^ “開業廣告”. 伊勢新聞: p. 1. (1894年1月1日)
- ^ “六軒停車塲落成”. 伊勢新聞: p. 1. (1894年1月9日)。『明治27年 三重県統計書』でもその旨注記あり。ただし鉄道省編集『鉄道停車場一覧』(大正15年版)では新設日が1893年(明治26年)12月31日となっている(各リンクは国立国会図書館近代デジタルライブラリー)。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、371頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線”. 伊勢新聞: p. 1. (1983年12月20日)
- ^ 三重県統計書 - 三重県