公邸料理人(こうていりょうりにん)は、日本国在外公館長(日本国大使総領事公邸等で公的会食業務に従事する者。[1]

料理で賓客をもてなし会食を成功に導くことで、日本の外交活動を側面的に支援する。[2]「食の外交官」とも呼ばれる。[3]

首相官邸の料理人やいわゆる天皇の料理番とは異なる。

応募資格

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公邸料理人の募集・紹介を行う一般社団法人国際交流サービス協会によると以下の通り。[4]

  1. 調理師免許を取得していること
  2. 調理師免許を未取得の場合は、調理従事歴5年以上の者
  3. 応募にあたっての年齢制限はない

表彰制度

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優秀かつ貢献度の高いと認められる公邸料理人に対し、昭和60年度から外務大臣表彰が行われている。[5]

平成20年度からは受賞者に対して「優秀公邸料理長」の称号を外務省が認定している。

関連作品

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主な公邸料理人経験者

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脚注

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外部リンク

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