八木 國之(やぎ くにゆき、1922年5月13日 - 2008年4月6日)は、日本法学者・弁護士。法学博士中央大学)。中央大学名誉教授

広島県尾道市生まれ。市川秀雄門下。なお、「八木国之」とも表記される

来歴

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1942年に中央大学専門部法学科を卒業し、同年中央大学法学部入学。1943年臨時召集大日本帝国陸軍主計少尉を経て1945年に復員復学。1946年中央大学法学部卒業。 1953年同大学院法学研究科修了。中央大学法学部助教授。1962年同法学部教授。1965年同大学院法学研究科教授。中央大学協議員。1966年中央大学評議員。1977年中央大学通信教育部長。1985年同大学院法学研究科委員長。1993年中央大学定年退職。同名誉教授。弁護士登録。

この他、1963年~1964年、1973年~1974年、1984年にヨーロッパアメリカ北ヨーロッパで在外研究も行った。

1998年、勲三等瑞宝章を受章。2008年4月6日、心不全のため85歳で死去。

研究領域

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中央大学最盛期において、刑法学のみならず、刑事政策少年法に至るまで研究領域とした。

家族

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子息に弁護士の八木清文がいる。

主著

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  • 下村康正)と共編『刑法各論-重要問題と解説-』<法学演習講座9>(法学書院、1978年)
  • 『新派刑法学の現代的展開』(酒井書店、1984年)
  • 『判例ノート刑法(新版 改訂版)』(編著、法学書院、1988年)
  • 『新派刑法学の現代的展開(増補版)』(酒井書店、1991年)
  • 『判例刑法要論』(編著、酒井書店、2000年)

門下生

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参考文献

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下村康正、森下忠佐藤司編集『刑事法学の新展開:八木國之博士追悼論文集』(酒井書店、2009年)

先代
浅川淳
中央大学通信教育部長
1977年 - 1979年
次代
加美和照