八掌渓
八掌渓(はっしょうけい)は、台湾南部地方を流れる河川。旧称は八奨渓。嘉義市、嘉義県と台南市の境を形成する。
八掌渓 | |
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水系 | 八掌渓 |
延長 | 80.86 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 474.74 km2 |
水源 | 阿里山(嘉義県) |
水源の標高 | 1,940 m |
河口・合流先 | 台湾海峡(嘉義県布袋鎮) |
流域 | 嘉義市・嘉義県・台南市 |
八掌渓 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 八掌溪 |
簡体字: | 八掌溪 |
拼音: | Bāzhǎng Xī |
注音符号: | ㄅㄚ ㄓㄤˇ ㄒㄧ |
発音: | バーヂャン シー |
台湾語白話字: | Pat-chiáng-khe |
八掌の名前は、地名や流域の郷鎮の名前に由来するものではない。川の傾斜が比較的緩やかで支流も多く、非常に多いという意味の8本以上にもなることから八掌という名前がついたとされている。
元嘉義(嘉義市)八景の鷺橋跨浪の浪は八掌渓の浪である。
地理
編集嘉義県阿里山山中の標高1,940mにある奮起湖に源を発し、嘉義市の西区、東区、嘉義県の番路郷、中埔郷、水上郷、鹿草郷、布袋鎮、義竹郷および台南市の白河区、後壁区、塩水区、学甲区、北門区を流れ、嘉義県布袋鎮の虎尾寮から台湾海峡に注いでいる。全長は約80.86km、流域面積は474.74平方キロメートル、平均斜度は1:42となっている。
支流
編集- 赤蘭渓
- 頭前渓
関連項目
編集- 八掌渓事件 - 河床工事の作業中に作業員4名が増水により流された事故。