全日本選抜ボウリング選手権大会
全日本選抜ボウリング選手権大会(ぜんにほんせんばつボウリングせんしゅけんたいかい)は毎年5月に開催されるアマチュアボウリング大会である。
概要
編集国内アマチュアボウラーにとって最高峰の大会として位置づけられている[1]。
主催はJAPAN BOWLING(旧全日本ボウリング協会)、第23回より後援は日本放送協会(NHK)。NHK杯でもあるため、TV決勝はNHK Eテレで生中継される。後日、BSで準決勝シュートアウトも併せて放送される。かつては国分寺市の国分寺パークレーンで開催されていたが、国分寺駅周辺の再開発のため2008年をもって同所での開催を終了、2009年はBIG BOX東大和(現東大和グランドボウル)、2010年から2015年まではJFE千葉リバーレーンで開催されていた。しかし千葉リバーレーンも15年9月末で閉店したため、2016年以降は埼玉県の新狭山グランドボウルで開催。
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
第1回から第22回まではトータルピン、第23回から第46回までは予選・準決勝・ラウンドロビン・上位3位のステップラダー、第47回以降は予選・準々決勝・準決勝の総得点の上位4名による1ゲームマッチエリミネーター方式(シュートアウト)、さらに上位2名で1ゲームマッチを行い選手権者を決定している。
歴代優勝者
編集年 | 回 | 会場 | 男子 | 女子 |
---|---|---|---|---|
1967年 | 1 | 東京・中野サニーレーン | 山中準二 | 須田開代子 |
1967年 | 2 | 兵庫・尼崎ボウリングセンター・東京・芝ボーリングセンター | 林一夫 | 須田開代子 |
1969年 | 3 | 福岡・小倉ボール | 石渡福造 | 藤井啓子 |
1970年 | 4 | 神奈川・相鉄横浜ボウル | 保倉義孝 | 村口喜久子 |
1971年 | 5 | 大阪・新大阪ボウリングセンター | 大橋裕史 | リミー・ベネビデス |
1972年 | 6 | 埼玉・大宮ハタボウリングセンター | 馬場幸雄 | 川上早苗 |
1973年 | 7 | 沖縄・沖縄国際ボウル | 四釜邦雄 | 東山昌子 |
1974年 | 8 | 京都・しょうざんボウル | 小林正夫 | 笹本邦子 |
1975年 | 9 | 愛媛・三津シーサイドボウル | 松原美智雄 | 工藤智美 |
1976年 | 10 | 兵庫・日公みさきボウル | 高橋俊博 | 大角教子 |
1977年 | 11 | 静岡・富士アストロボウル | 伊丹一 | 坂丸良子 |
1978年 | 12 | 岡山・水島国際ボウリング会館 | 原敏志 | 青木直子 |
1979年 | 13 | 宮崎・宮崎エースレーン | 甲斐幸展 | 小池和美 |
1980年 | 14 | 群馬・ボウルジャンボ前橋 | 三田政幸 | 山口京子 |
1981年 | 15 | 滋賀:大津ボウル | 高橋恒夫 | 山口京子 |
1982年 | 16 | 広島・ヒロシマアリーナ | 松原美智雄 | 村上智美 |
1983年 | 17 | 群馬・ボウルジャンボ前橋 | 志野誠治 | 藤崎幸子 |
1984年 | 18 | 奈良・田原本タイガーボウル | 渡嘉敷献 | 小池和美 |
1985年 | 19 | 神奈川・磯子ミリオンボウル | 竪本幸作 | 小池和美 |
1986年 | 20 | 高知・とでんボウル | 石原寛 | 河上光子 |
1987年 | 21 | 宮城・多賀城スターレーン | 佐野広道 | 足達里子 |
1988年 | 22 | 岡山・岡山フェアーレーン | 石橋孝 | 五輪節子 |
1989年 | 23 | 東京・国分寺パークレーン | 丸田辰男 | 浅井敦子 |
1990年 | 24 | 東京・国分寺パークレーン | 橋本一利 | 畑中知子 |
1991年 | 25 | 東京・国分寺パークレーン | 竪本幸作 | 岩堀喜代子 |
1992年 | 26 | 東京・国分寺パークレーン | 松原美智雄 | 柴田知美 |
1993年 | 27 | 東京・国分寺パークレーン | 土井貢 | 畑中知子 |
1994年 | 28 | 東京・国分寺パークレーン | 濱田修 | 関根直子 |
1995年 | 29 | 東京・国分寺パークレーン | 小田原幸広 | 稲津久美子 |
1996年 | 30 | 東京・国分寺パークレーン | 竪本幸作 | 吉田真由美 |
1997年 | 31 | 東京・国分寺パークレーン | 田形研吾 | 木田成映 |
1998年 | 32 | 東京・国分寺パークレーン | 吉川浩 | 清水弘子 |
1999年 | 33 | 東京・国分寺パークレーン | 森本浩史 | 板倉奈智美 |
2000年 | 34 | 東京・国分寺パークレーン | 石橋孝 | 板倉奈智美 |
2001年 | 35 | 東京・国分寺パークレーン | 上手吉広 | 櫻井朋子 |
2002年 | 36 | 東京・国分寺パークレーン | 日比正裕 | 片井文乃 |
2003年 | 37 | 東京・国分寺パークレーン | 西田一善 | 木村真理 |
2004年 | 38 | 東京・国分寺パークレーン | 木村修 | 西村孝美 |
2005年 | 39 | 東京・国分寺パークレーン | 伊藤丈 | 松田悠 |
2006年 | 40 | 東京・国分寺パークレーン | 佐々木智之 | 松田悠 |
2007年 | 41 | 東京・国分寺パークレーン | 川添奨太 | 河原麻由 |
2008年 | 42 | 東京・国分寺パークレーン | 吉田大祐 | 片井文乃 |
2009年 | 43 | 東京・BIG BOX 東大和 | 石川和樹 | 片井文乃 |
2010年 | 44 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 安里秀策 | 向谷美咲 |
2011年 | 45 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 越後拓真 | 竹川ひかる |
2012年 | 46 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 佐々木智之 | 若田彩実 |
2013年 | 47 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 高橋俊彦 | 佐藤悠里 |
2014年 | 48 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 手島大地 | 向谷美咲 |
2015年 | 49 | 千葉・JFE千葉リバーレーン | 日比正裕 | 向谷美咲 |
2016年 | 50 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 佐々木智之 | 石本美来 |
2017年 | 51 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 斉藤祐太 | 武部公英 |
2018年 | 52 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 佐々木智之 | 菅野沙織 |
2019年 | 53 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 安里秀策 | 梶田ひかる |
2021年 | 54 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 宮澤拓哉 | 石本美来 |
2022年 | 55 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 藤永北斗 | 伊勢川華愛 |
2023年 | 56 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 座波政斗 | 太琳華 |
2024年 | 57 | 埼玉・新狭山グランドボウル | 須田風海音 | 佐藤悠里 |
都道府県別優勝回数
編集男子 | 女子 | ||
---|---|---|---|
大阪 | 6 | 神奈川 | 9 |
愛知 | 5 | 京都 | 6 |
学生連合 | 4 | 静岡 | 5 |
群馬 | 5 | 北海道 | 5 |
広島 | 4 | 学生連合 | 4 |
神奈川 | 5 | 千葉 | 4 |
京都 | 3 | 福岡 | 3 |
福岡 | 3 | 兵庫 | 2 |
岡山 | 3 | 和歌山 | 3 |
千葉 | 2 | 大阪 | 2 |
静岡 | 2 | 岡山 | 1 |
岐阜 | 2 | 埼玉 | 1 |
東京 | 1 | 高知 | 1 |
宮崎 | 1 | 長崎 | 1 |
三重 | 1 | 三重 | 2 |
兵庫 | 1 | 徳島 | 1 |
和歌山 | 2 | 東京 | 1 |
徳島 | 1 | 宮城 | 1 |
福島 | 1 | 岐阜 | 1 |
山梨 | 1 | 広島 | 2 |
長崎 | 1 | ||
熊本 | 1 |
パーフェクトゲーム達成者
編集- 中田明(福島) (第25回)
- 武本真明(大阪) (第32回)
- 上手吉広(学生連合) (第32回)
- 石橋孝(岡山) (第32回)
- 森一夫(岡山) (第32回)
- 斉藤茂雄(愛知) (第33回)
- 森本浩史(愛知) (第32回)
- 児島都史(岡山) (第34回)
- 森本浩史(奈良) (第36回)
- 川田光一(神奈川) (第37回)
- 木村真理(徳島) (第37回)
- 阿部ことえ(宮城) (第37回)
- 伊藤丈(福島) (第39回)
- 木村治由(学生連合) (第39回)
- 鈴木亮平(学生連合) (第40回)
- 松田悠(北海道) (第40回)
- 田村浩也(愛知) (第41回)
- 田中 亨(愛知) (第42回)
- 吉村直人(岐阜) (第42回)
- 佐々木智之(神奈川) (第43回)
- 福田尊仁(群馬) (第44回)
- 杉本義文(埼玉) (第44回)
- 伊藤丈(福島) (第44回)
- 山本晏生(愛媛) (第44回)
- 伊藤兄己(学生連合) (第44回)
- 竹川ひかる(岐阜) (第46回)
- 高橋俊彦(岐阜) (第47回)
- 中嶋紀彦(長野) (第47回)
- 政時由尚(長崎) (第47回)
- 髙木裕太(三重) (第48回)
- 森岩雄(静岡) (第48回)
- 佐藤貴啓(学生連合) (第48回)
- 和田翔吾(和歌山) (第48回)
- 中野勝仁(福岡) (第49回)
- 原口優馬(長崎) (第49回)
- 新畑雄飛(東京) (第49回)
- 髙平沙也斗(愛知) (第50回)
- 和田翔吾(和歌山) (第51回)
- 村上太一(静岡) (第51回)
- 伊勢川華愛(和歌山) (第53回)
- 守屋雄斗(大阪) (第55回)
脚注
編集- ^ NHK杯 全日本選抜ボウリング選手権大会 全日本ボウリング協会 2022年12月18日閲覧