全日本社会人バスケットボール選手権大会
全日本社会人バスケットボール選手権大会は、日本バスケットボール協会・日本社会人バスケットボール連盟が主催する社会人バスケットボールの全国大会である。
今シーズンの大会: 第4回全日本社会人バスケットボール選手権大会 | |
競技 | バスケットボール |
---|---|
開始年 | 2005年 |
主催 |
日本バスケットボール協会 日本社会人バスケットボール連盟 |
チーム数 |
男子:16 女子:8チーム |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 |
男子:MMF 女子:QUEEN BEE |
最多優勝 |
男子:九州電力(5回) 女子:山形銀行(6回) |
公式サイト | |
日本社会人バスケットボール連盟 | |
第3回(2007年)から兼全日本総合バスケットボール選手権大会予選 |
概要
編集旧四連盟時代
編集2005年より毎年11月初旬に2日ないし3日に渡り開催される。日本協会及び各連盟(実業団・クラブ・教員・家庭婦人)に加盟しているチームが参加資格を得て、各連盟上位チームが本大会に出場する。すなわちB.LEAGUE、B3.LEAGUE、W LEAGUE所属チームを除くすべての社会人チームに出場の権利が与えられる。
なお、第3回(2007年)から上位チームは全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)の出場権を獲得する[1]。
第5回(2009年)は会場の都合などもあり10月24日ないし25日に開催時期が変わるが、第6回(2010年)は11月に戻る。第11回(2015年)は10月31日・11月1日の2日間開催。
2016年より男子トップリーグがB.LEAGUEに再編されたのを受け、その下部リーグたるB3.LEAGUEへの参加条件として当大会に出場することが課される(但し、B3リーグ参加は各クラブの任意による。また2015-16年度のTKbjリーグ、NBL、NDBLに加盟し、Bリーグへの参加を申請しなかった・または認められなかったクラブ<和歌山トライアンズ含む>についてはこの大会に出場していなくても申請可能であるが、新規加盟希望前年度(2017年のB3加盟であれば、2016年度)に、日本バスケットボール協会にチーム登録を済ませること)[2]。
日本社会人連盟時代
編集2017年、日本社会人バスケットボール連盟が立ち上がり、当大会は同連盟と日本協会の共催としてリニューアル。2017年はプレ大会として開催され、2019年3月に連盟主催第1回が開催された[3]。
開催方式
編集現行
編集- 出場枠
- 男子32(北海道2、東北2、関東5、北信越2、東海4、近畿7、中国3、四国4、九州2、開催県1)
- 女子32(北海道2、東北3、関東7、北信越2、東海4、近畿6、中国2、四国3、九州2、開催県1)
旧四連盟時代
編集2016年時点
- 出場枠
- 男子16(クラブ連盟8、教員連盟2、実業団連盟6)
- 女子8(クラブ連盟3、教員連盟1、実業団連盟3、家庭婦人連盟1)
- 大会登録
- 1チームの大会登録は、役員・スタッフ8名以内・選手16名以内。
- 外国人登録は、1チーム2名までとし、オン・ザ・コートは1名(第4回(2008年)より規定)[4]。
- 第6回(2010年)まで女子の外国人登録は禁止されていた[5]。
- ベンチで指揮をするスタッフはJBA公認D級コーチ以上の資格を持っていること(第11回(2015年)より必須[6])。
- 第8回(2012年)より推奨されていた。
- 競技方法
- ノックアウトトーナメントを採用し、決勝戦の勝者が社会人バスケ日本一の称号を得る。
- 1回戦で負けたチームは交流戦に回る。
- 男女とも上位2チームがオールジャパンに進出する。
開催記録
編集旧四連盟時代
編集男子
編集回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2005 | ひらつかアリーナ | 豊田合成 | 81 - 79 | JR東日本秋田 | 黒田電気 | 横河電機 |
2 | 2006 | 船橋アリーナ | 横河電機 | 92 - 65 | ガリバークラブ | アイシンAW | 日本無線 |
3 | 2007 | 船橋アリーナ | 九州電力 | 58 - 57 | 新生紙パルプ商事 | 横河電機 | ホシザキ |
4 | 2008 | ホワイトキューブ | 横河電機 | 82 - 58 | JR東日本秋田 | 九州電力 | 東京日産 |
5 | 2009 | ぐんまアリーナ | 横河電機 | 97 - 60 | 新生紙パルプ商事 | GIFU SWOOPS | 九州電力 |
6 | 2010 | 春野体育館 | 九州電力 | 70 - 63 | 日本無線 | JR東日本秋田 | 曙ブレーキ工業 |
7 | 2011 | 西部体育C 福野体育館 |
日本無線 | 81 - 66 | 三井住友銀行 | 横河電機 | 横浜ギガスピリッツ |
8 | 2012 | 秋田市立体育館 | 九州電力 | 58 - 53 | 横河電機 | 日本無線 | JR東日本秋田 |
9 | 2013 | 広島グリーンアリーナ | 日本無線 | 79 - 77 | 九州電力 | 曙ブレーキ工業 | 富士通 |
10 | 2014 | 酒田市国体記念体育館 | 九州電力 | 91 - 63 | 和歌山クラブ | 日本無線 | 横河電機 |
11 | 2015 | アミノバリューホール | 九州電力 | 69 - 59 | 黒田電気東京 | 曙ブレーキ工業 | 石川ブルースパークス |
12 | 2016 | ジップアリーナ岡山 | リンタツ | 54 - 45 | 九州電力 | 新生紙パルプ商事 | 千葉ジェッツネクスト |
女子
編集回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2005 | ひらつかアリーナ | 鶴屋百貨店 | 67 - 49 | 山形銀行 | 秋田銀行 | KNC |
2 | 2006 | 船橋アリーナ | 秋田銀行 | 95 - 67 | クラヤ三星堂 | ブルー・ガディス | 山形銀行 |
3 | 2007 | 船橋アリーナ | 秋田銀行 | 88 - 78 | 鶴屋百貨店 | 山形銀行 | 千葉女子教員 |
4 | 2008 | ホワイトキューブ | 山形銀行 | 77 - 68 | 鶴屋百貨店 | 秋田銀行 | 千葉女子教員 |
5 | 2009 | ぐんまアリーナ | 山形銀行 | 82 - 68 | 鶴屋百貨店 | 秋田銀行 | 千葉女子教員 |
6 | 2010 | 春野体育館 | 山形銀行 | 77 - 45 | 鶴屋百貨店 | 千葉女子教員 | 秋田銀行 |
7 | 2011 | 西部体育C 福野体育館 |
秋田銀行 | 86 - 75 | 山形銀行 | 鶴屋百貨店 | 千葉女子教員 |
8 | 2012 | 秋田市立体育館 | 山形銀行 | 89 - 51 | 鶴屋百貨店 | ストレッチ | 秋田銀行 |
9 | 2013 | 広島グリーンアリーナ | 山形銀行 | 51 - 49 | 秋田銀行 | 鶴屋百貨店 | ストレッチ |
10 | 2014 | 酒田市国体記念体育館 | 山形銀行 | 77 - 56 | 鶴屋百貨店 | 紀陽銀行 | ストレッチ |
11 | 2015 | アミノバリューホール | 秋田銀行 | 78 - 75 | 鶴屋百貨店 | 東京教員 | JOIN |
12 | 2016 | ジップアリーナ岡山 | 鶴屋百貨店 | 81 - 70 | 滋賀銀行 | 紀陽銀行 | AFBB |
日本社会人連盟時代
編集男子
編集回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
P | 2017 | パークアリーナ小牧 | 新生紙パルプ商事 | 91 - 71 | 日本無線 | JR東日本秋田 | 九州電力 |
回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | |
1 | 2019 | コカ・コーラBJ 鳥取産業体育館 |
福島教員A | 84 - 74 | REBORN | SPIRYTUS | VELTEX静岡 |
2 | 2020 | (中止) | |||||
3 | 2021 | ||||||
4 | 2022 | 日環アリーナ栃木 | MMF | 70 - 62 | BLACK JACK | 北斗 | BREMEN |
5 | 2023 | 福井県営体育館 福井市体育館他 |
- |
女子
編集回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
P | 2017 | パークアリーナ小牧 | 山形銀行 | 70 - 50 | 鶴屋百貨店 | 秋田銀行 | 千葉女子教員 |
回 | 年 | 会場 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 3位 | |
1 | 2019 | コカ・コーラBJ 鳥取産業体育館 |
QUEEN BEE | 88 - 85 | LOWS | ThirtyGirls | BIHORO |
2 | 2020 | (中止) | |||||
3 | 2021 | ||||||
4 | 2022 | 日環アリーナ栃木 | QUEEN BEE | 96 - 84 | RISE | LOWS | ひらまつ病院 |
5 | 2023 | 福井県営体育館 福井市体育館他 |
- |
脚注
編集- ^ 第3回 全日本社会人バスケットボール選手権大会 2016年7月18日閲覧
- ^ B3リーグ「2017-18シーズン」新規加盟クラブの公募予定 B3.LEAGUE 2016年7月1日
- ^ 全国大会
- ^ “大会概要”. 第4回 全日本社会人バスケットボール選手権大会. 公益財団法人日本バスケットボール協会. 2013年2月19日閲覧。
- ^ “大会概要”. 第6回 全日本社会人バスケットボール選手権大会. 公益財団法人日本バスケットボール協会. 2013年2月19日閲覧。
- ^ 『「東日本大震災」被災地復興支援 第 8 回全日本社会人バスケットボール選手権大会 兼 第 88 回天皇杯・第 79 回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会予選 競技要項』(PDF)(プレスリリース)公益財団法人日本バスケットボール協会、2012年10月3日 。