全日本家庭教育研究会(ぜんにっぽんかていきょういくけんきゅうかい 通称:全家研=ぜんかけん)は、学習教材『ポピー』の出版並びに教育関連のイベントなどを行う、京都市に本部を置く団体である。

1973年昭和48年)1月に小学生向けの教材『小学ポピー』の創刊と同時に設立。その後シリーズとして幼稚園児向け『よいこのポピー』、中学生向け『中学ポピー』を出版するとともに、1974年(昭和49年)に全国各地の本部に教育相談室を開設。文章や電話などでの教育相談会を実施したり、テレビや新聞での広告活動を通し、草の根教育運動を展開した。

「ポピーシリーズ」は新学社と販売提携を結んでいたが、2004年平成16年)6月に分社化し、株式会社ポピー(同名玩具メーカーとは特に関係なし)から発売されていた。

なお、分社状態の株式会社ポピーは2008年(平成20年)8月末に解散されており、現在は新学社の事業部のひとつとなっている。

2008年(平成20年)より、新学社の名義でプロゴルファー石川遼とスポンサー契約を結んでいる[1]。その理由は「石川遼が小学・中学生時代に『ポピー』の会員であった」ということが挙げられる[要出典]

歴史

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  • 1973年昭和48年)1月 - 全日本家庭教育研究会を設立する。同月、小学生向けの教材『小学ポピー』を創刊する。
  • 1974年(昭和49年) - 全国各地に設けられた本部に教育相談室を開設する。以降、広告活動を通して草の根教育運動を展開した。
  • 2004年平成16年) - 分社化に伴い、株式会社ポピーを設立する。
  • 2008年(平成20年)

月刊『ポピー』

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同会が発行している月刊の通信教育。対象は2歳から中学3年生まで。教材の編集・出版は新学社が行っている。

競合している最大手の進研ゼミとは異なり、教材の配達は全国の支部に所属する「モニター」が行う。また、添削課題制度がなく、全国各地で会員を集めた学習会(任意参加)を開いている。

広告活動

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「全家研ポピー」ブランドのテレビCMを放送していた。

CM出演者

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関連人物

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スポーツスポンサー事業

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「授業で手を挙げなかった生徒(演 - 内山信二)が手を挙げた時に『はい!』を連呼して先生(声のみ)に叱られるCM」(手を挙げなかった生徒篇)と「3ケタの掛け算(854×931)の問題で手を挙げ、黒板でその計算をしてクラスメイトが驚くCM」(掛け算篇)が製作された。内山は掛け算篇で「『ポピー』のせいだ」と話している。

出典

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  1. ^ a b “商品価値”未だ衰えず。 石川遼の契約、一気に4社増で計13社に”. GDO BACK 9. BACK 9 WEB 週刊ゴルフダイジェスト 7/22号. ゴルフダイジェスト社 (2008年7月10日). 2024年9月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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