全国高等学校総合体育大会ホッケー競技大会

全国高等学校総合体育大会ホッケー競技大会(ぜんこくこうとうがっこうそうごうたいいくたいかいホッケーきょうぎたいかい)は、全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)の競技の一つ、フィールドホッケーの全国大会である。また全国高等学校ホッケー選手権大会を兼ねている。

概要

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日本の高等学校ホッケー界では、秋の国民体育大会ホッケー競技、冬の全国高等学校選抜ホッケー大会と並ぶ重要な大会である。

開催地は全国高等学校体育連盟の指示により毎年変わる。

出場校は、47各都道府県で予選を行い、男女各1校を選出し、都府県代表による各地方ブロック大会(東北・上信越・関東・東海・近畿・中国・四国・九州)の上位チーム及び開催地代表チーム・男子28校、女子20校が全国大会に出場する[1]。2024年現在、ブロック毎の出場割り当ては年度毎に見直されているほか、北海道については道予選がブロック予選を兼ねて実施されている。

大会は全てトーナメント方式で行われる。前年度ベスト4の男女各4チームはシードされ2回戦が初戦となる。3位決定戦はおこなわれない。

歴代成績

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[2]

開催地 男子 女子
優勝 決勝 準優勝 優勝 決勝 準優勝
全国中等学校ホッケー選手権大会
1938 東京 1 愛知商 6-0 慶応商工
1939 東京 2 名古屋商 2-0 札幌商
1940 東京 3 名古屋商 2-1 札幌商
1941 東京 4 山陽 6-1 名古屋商
1942 東京 5 山陽 2-1 名古屋商
1943 東京 6 札幌商 2-1 名古屋商
1944 東京 7 名古屋商 2-1 北海
1945 東京 8 名古屋商 3-0 札幌商
1946 東京 9 台北商 2-0 愛知商
1947 石川 10 札幌商 1-0 名古屋商
全国高等学校ホッケー選手権大会
1948 福岡 11 札幌商業 3-0 学習院
1949 東京 12 山陽 2-1 北海
1950 愛知 13 向陽 3-0 札幌商業
1951 広島 14 北海 3-2 沼津東
1952 福島 15 向陽 5-0 早稲田大付属
1953 愛媛 16 山陽 4-1 向陽
1954 北海道 17 建国 3-1 山陽
1955 東京 18 建国 3-2 向陽
1956 神奈川 19 建国 7-0 向陽
1957 神奈川 20 山陽A 1-0 向陽
1958 京都 21 建国 5-1 星光学院
1959 富山 22 星光学院
山陽
1-1 (両校優勝) 1 羽衣学園 1-0 小野学園
1960 神奈川 23 星光学院 3-2 山陽 2 羽衣学園 5-0 石動
1961 岡山 24 山陽 6-0 北海 3 羽衣学園 2-0 石動
1962 山口 25 山陽 4-0 星光学院 4 羽衣学園 2-0 精研
1963 京都 26 山陽 2-0 北海 5 羽衣学園
都濃
2-2 (両校優勝)
1964 愛知 27 山陽 2-0 鴻城 6 小野学園 1-0 羽衣学園
1965 大分 28 横浜商業 1-0 岐阜西工業 7 羽衣学園 1-0 柏崎商業
1966 青森 29 札幌商業
岐阜西工業
1-1 (両校優勝) 8 岐阜女子商業 3-0
1967 新潟 30 岐阜西工業
丹生
1-1 (両校優勝) 9 岐阜女子商業
石動
0-0 (両校優勝)
1968 広島 31 岐阜西工業 1-0 丹生 10 岐阜女子商業
丹生
1-1 (両校優勝)
1969 神奈川 32 岐阜西工業 4-3 丹生 11 岐阜女子商業 1-0
1970 福井 33 岐阜西工業 3-2 樋脇 12 丹生 2-0 小野学園
1971 徳島 34 樋脇 3-1 岐阜西工業 13 丹生 2-0
1972 東京 35 大谷 2-0 巻工業 14 岐阜女子商業 0(3PS1)0 羽衣学園
1973 岐阜 36 岐阜西工業 3-0 樋脇 15 皆野 1-0 丹生
1974 佐賀 37 沼宮内 2-1 皆野 16 岐阜女子商業 3-0 沼宮内
1975 埼玉 38 皆野 2-1 飯能 17 岐阜女子商業 1-0 秩父東
1976 富山 39 樋脇 4-1 沼宮内 18 岐阜女子商業 1-0 丹生
1977 広島 40 石動 3-2 皆野 19 丹生 1(4PS3)1 石動
1978 岩手 41 沼宮内 5-0 皆野 20 沼宮内 3-1 今市
1979 京都 42 石動 4-3 樋脇 21 沼宮内 2-0 秩父東
1980 徳島 43 石動 2-1 今市工業 22 岐阜女子商業 2-1 沼宮内
1981 埼玉 44 天理 1-0 石動 23 岐阜女子商業 2-1 羽衣学園
1982 鹿児島 45 石動 4-1 樋脇 24 岐阜女子商業 1-0 沼宮内
1983 愛知 46 今市 3-0 天理 25 岐阜女子商業 3-0 羽衣学園
1984 秋田 47 今市 2-1 天理 26 岐阜女子商業 2-1 石動
1985 石川 48 天理 4-3 伊吹 27 岐阜女子商業 1-0 石動
1986 山口 49 今市 3-2 天理 28 石動 2-1 岐阜女子商業
1987 北海道 50 今市 2-0 皆野 29 伊吹 2-0 岐阜女子商業
1988 大阪 51 天理 7-2 石動 30 岐阜女子商業 2-1 伊吹
1989 愛媛 52 伊吹 8-1 天理 31 今市 2-1 岐阜女子商業
1990 宮城
福島
53 天理 2-1 樋脇 32 岐阜女子商業 1-0 今市
1991 静岡 54 横田 1-0 不来方 33 岐阜女子商業 1-0 今市
1992 宮崎 55 白根 2-0 置賜農業 34 天理 4-2 岐阜女子商業
1993 栃木 56 白根 1(5PS4)1 天理 35 伊吹 2-0 須知
1994 富山 57 白根 2-0 岐阜西工業 36 不来方 1-0 石動
1995 島根 58 沼宮内 2(4PS2)2 横田 37 横田 2-0 伊吹
1996 山梨 59 沼宮内 3-1 白根 38 伊吹 2(3PS2)2 羽衣学園
1997 京都 60 沼宮内 3(1延長0)3 今市 39 須知 3-2 岐阜女子商業
1998 徳島 61 不来方 1-0 皆野 40 岐阜女子商業 2-1 石動
1999 岩手 62 沼宮内 3-2 須知 41 石動 5-1 岐阜女子商業
2000 岐阜 63 岐阜総合学園 1(1延長0)1 沼宮内 42 岐阜女子商業 3-0 石動
2001 熊本 64 岐阜総合学園 6-0 樋脇 43 羽衣学園 2-0 沼宮内
2002 茨城 65 岐阜総合学園 6-0 樋脇 44 伊吹 2-0 米沢商業
2003 長崎 66 天理 4-1 小国 45 岐阜女子商業 4-2 沼宮内
2004 島根 67 岐阜総合学園 2(4PS3)2 横田 46 岐阜女子商業 4-0 築館
2005 千葉 68 小国 1-0 天理 47 羽衣学園 3-0 岐阜各務野
2006 大阪 69 横田 2-1 天理 48 羽衣学園 4-3 丹生
2007 佐賀 70 横田 3-1 天理 49 須知 4-0 丹生
2008 埼玉 71 横田 6-1 伊吹 50 伊吹 6-4 岐阜各務野
2009 奈良 72 石動 2(1延長0)2 丹生 51 伊吹 2-1 岐阜各務野
2010 沖縄 73 石動 1-0 川薩清修館 52 岐阜各務野 1(1延長0)1 伊吹
2011 岩手 74 横田 7-0 伊吹 53 岐阜各務野 2(1延長0)2 立命館
2012 福井 75 伊吹 3-1 横田 54 羽衣学園 4-3 岐阜各務野
2013 大分 76 丹生 3-2 沼宮内 55 岐阜各務野 3-2 今市
2014 山梨 77 丹生 1-0 沼宮内 56 沼宮内 2-1 岐阜各務野
2015 京都 78 伊吹 1(4SO3)1 横田 57 石動 1-0 丹生
2016 鳥取 79 天理 1(6SO5)1 岐阜総合学園 58 丹生 1-0 岐阜各務野
2017 山形 80 天理 6-2 今市 59 丹生 0(3SO2)0 岐阜各務野
2018 岐阜 81 今市 3-2 岐阜総合学園 60 石動 2-0 岐阜各務野
2019 宮崎 82 丹生 2(3SO2)2 天理 61 石動 0(2SO1)0 岐阜各務野
2020 栃木 83 大会中止 62 同左
2021 富山 84 丹生
横田
(両校優勝) 63 石動
岐阜各務野
(両校優勝)
2022 徳島 85 横田 2-0 丹生 64 丹生 4-1 伊吹
2023 北海道 86 丹生 5-0 横田 65 丹生 2-0 岐阜各務野
2024 長崎 87 横田 3-1 石動 66 丹生 0(3SO0)0 岐阜各務野

脚注

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  1. ^ 2024年度の例。令和6年度 全国高等学校ホッケー選手権大会 ブロック予選 結果”. 全国高等学校体育連盟ホッケー専門部. 2024年7月8日閲覧。
  2. ^ 令和6年度全国高等学校総合体育大会・ホッケー競技大会 大会プログラム (川棚町実行委員会・2024)

関連項目

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外部リンク

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