全国地域政党連絡協議会
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全国地域政党連絡協議会(ぜんこくちいきせいとうれんらくきょうぎかい)は、日本の地域政党の連絡協議会である。
略称は地域政党サミット[1]。
概要
編集全国地域政党連絡協議会は、地域政党の活動を盛んにすることで、地域住民が自ら治める「自治」を実現し、有権者の選択肢を増やし、地方議会と地方自治体を活性化することを目指している。あわせて、現行法では政党扱いされない地域政党の地位向上、国内外における地域政党の学術的研究、日本で地域政党が根付くための啓蒙啓発活動を進めている[2]。
沿革
編集2015年3月24日に第一回幹事会・総務省要請活動を行い、同年8月23日に第一回地域政党サミットを京都市内で開催した。以降、定期的に会合を持ち、情報共有や地方行政・地方議会の体質改善のための政策研究等の勉強会を行っている[3]。
参加政党
編集2022年4月時点で以下の地域政党が参加している。
地域政党の定義
編集全国地域政党連絡協議会では、以下の3点を満たす政治集団を地域政党と定義している。
1. 地域第一主義を党是や理念に掲げ、活動範囲が地域に限定される政治集団
2. 国政政党とは対等・平等な関係を堅持し、自主的な意志決定権を持つ集団
活動
編集全国地域政党連絡協議会は、上記の定義に合致する地域政党への呼びかけを行い、全国のネットワーク化を進めている。また、国に対して提言活動を断続的に実施している[7]。
2022年4月18日に第九回地域政党サミットを愛知県犬山市で開催し、元犬山市長の石田芳弘による講演「地方政治が地域を元気にする!」などが行われた。石田は1999年から2007年まで犬山市長を務め、市民参加型の行政改革や観光振興に取り組んだ。市長退任後は衆議院議員を1期務めた後、現在は至学館大学の伊達コミュニケーション研究所長を務めている。 [8]
同サミットでは、元江東区議会議員のさんのへあやも登壇した。さんのへは2019年の江東区議選で初当選し、1期4年の任期中は待機児童対策や防災対策などに取り組んだ。現在は社会福祉士として活動する傍ら、地域政党「自由を守る会」に所属している。[9] [10]
2022年11月6日には神戸市で地域政党サミットを開催し、「地域のチカラで教育を変える」をテーマにシンポジウムを行った。
脚注
編集出典
編集- ^ “地域政党サミット(地域政党連絡協議会)”. www.local-party-summit.jp. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “偽物か?本物か?地域政党が地方選挙を変える。”. 政治山. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “参加政党 | 地域政党サミット(地域政党連絡協議会)”. local-party-summit.jp. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “参加政党 | 地域政党サミット(地域政党連絡協議会)”. local-party-summit.jp. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “地域政党サミットとは? | 地域政党サミット(地域政党連絡協議会)”. www.local-party-summit.jp. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “地域の地域による地域のための政治~京都党から考える「政治の地方分権」~ | 松下政経塾”. 松下政経塾 | 松下政経塾 (2024年6月7日). 2024年8月22日閲覧。
- ^ “江東区は元区議の三戸安弥氏が初当選「区民の良識が示されて感無量」 東京都議補選 自民元職ら3人破る:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “地域政党サミットとは? | 地域政党サミット(地域政党連絡協議会)”. www.local-party-summit.jp. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “江東区は元区議の三戸安弥氏が初当選「区民の良識が示されて感無量」 東京都議補選 自民元職ら3人破る:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “江東区長選挙に立候補。三戸 安弥(さんのへ・あや)氏の経歴・政策まとめ”. 選挙ドットコム (2023年12月5日). 2024年9月6日閲覧。