入西村

日本の埼玉県入間郡にあった村

入西村(にっさいむら)は、埼玉県入間郡に存在した

にっさいむら
入西村
廃止日 1954年7月1日
廃止理由 新設合併
坂戸町入西村、大家村、勝呂村、三芳野村 →坂戸町
現在の自治体 坂戸市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
入間郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,017
(1950年)
隣接自治体 埼玉県:入間郡坂戸町大家村川角村
比企郡今宿村高坂村
入西村役場
所在地 埼玉県入西村大字新堀
座標 北緯35度57分54秒 東経139度22分18秒 / 北緯35.96489度 東経139.37158度 / 35.96489; 139.37158座標: 北緯35度57分54秒 東経139度22分18秒 / 北緯35.96489度 東経139.37158度 / 35.96489; 139.37158
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村名の由来は、かつてこの地域を入間郡の西方という意味で「入西領」と称していたことによる。

地理

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  • 現在の坂戸市の北西部に位置し、北を越辺川、南から東を高麗川が流れ、そのやや間あたりを葛川が流れている。
  • 田畑が広がる農村地帯であったが、近年、当地が坂戸入西地区(坂戸ニューシティにっさい)としてむさし緑園都市の一地区となり、田圃の跡にニュータウンの造成が行われた。
  • 現在の坂戸市東和田、新ヶ谷、戸口、中里、塚崎、堀込、新堀、北大塚、北峰、沢木、金田、今西、北浅羽、竹之内、長岡、小山、善能寺、にっさい花みず木、西インターが、ほぼ旧村域にあたる。

歴史

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、東和田村、新ヶ谷村、戸口村、中里村、塚崎村、堀込村、新堀村、北大塚村、北峰村、沢木村、金田村、今西村、北浅羽村、竹之内村、長岡村、小山村、善能寺村の17か村が合併し、入西村が成立。
  • 1954年7月1日 - 坂戸町大家村勝呂村三芳野村と合併し新たに坂戸町が成立、入西村は消滅。旧村域は「入西地区」と称される。

民俗

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  • 入西くどき
民謡の一つとされるもので、七・七調または七・五調の節回しとリズムを基調としていた。ござを編む時の作業唄から生まれたといわれ、入西村17大字が13番からなる歌詞に織り込まれている。
合併によって入西村が消滅する話が持ち上がった1951年に全村で『入西くどき大会』を行った。現在も入西公民館(新堀)の敷地内にその歌詞が歌碑として残り、坂戸市の無形民俗文化財に指定されている。なお、これが行われる期日、場所などは特に決まっていないとのことである。

関連項目

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