児玉 洋一(こだま よういち、1905年1月16日 - 1981年3月24日)は、日本の経済史学者。

和歌山県那賀郡粉河町(現・紀の川市)出身。1926年和歌山高等商業学校(現和歌山大学)卒。1958年「近世瀬戸内海における塩業、特に入浜塩田の成立に関する研究」で経済学博士大阪大学)。高松高等商業学校助教授、高松経済専門学校教授、1949年香川大学経済学部助教授、1951年教授。1963年経済学部長、1968年定年退官、名誉教授。1970年京都学園大学教授。1962年「近世塩田の成立」で日本学士院賞受賞[1]

著書

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  • 『紀伊南竜公の経済政策 1』和歌山新人会パンフレット 1934
  • 『熊野三山経済史』有斐閣 日本経済史研究所研究叢書 1941 名著出版 1976
  • 『アメリカ経済史綜説 並びに其の文化史的研究』有斐閣 1950
  • 『近世塩田の成立 特に瀬戸内海の入浜塩田の発達を中心として』日本学術振興会 1960

脚注

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