兎眼
兎眼(とがん、lagophthalmos)とは、瞼が完全に閉じることができない症状を言う[1]。
兎眼 | |
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概要 | |
診療科 | 眼科学 |
分類および外部参照情報 | |
ICD-10 | H02.2 |
ICD-9-CM | 374.2 |
DiseasesDB | 32880 |
まばたきは、涙液の薄い膜で眼を覆い、眼の外側の細胞に必要な湿潤環境をもたらす。涙は、異物を洗い流すとともに、排泄する役割を持つ。この作用は、潤滑を保ち、眼の健康に欠かせないことである。もしこのメカニズムに障害が起こるならば、兎眼に見られるように、眼が傷つけられ、細菌に感染しやすくなる。それゆえ、兎眼は、角膜乾燥と角膜潰瘍を引き起こすものである。
脚注
編集- ^ Cline D; Hofstetter HW; Griffin JR. Dictionary of Visual Science. 4th ed. Butterworth-Heinemann, Boston 1997. ISBN 0-7506-9895-0