傾山
大分県と宮崎県に跨る山
傾山(かたむきやま、かたむきさん)は、大分県と宮崎県の県境にある祖母傾山系の山。山頂は大分県豊後大野市に位置し、標高1,605メートル[1]。祖母傾国定公園に指定されており、日本三百名山と大分百山に選ばれている。
傾山 | |
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傾山を北北西から望む | |
標高 | 1,605 m |
所在地 |
大分県豊後大野市・佐伯市 宮崎県日之影町 |
位置 | 北緯32度50分20秒 東経131度28分33秒 / 北緯32.83889度 東経131.47583度座標: 北緯32度50分20秒 東経131度28分33秒 / 北緯32.83889度 東経131.47583度 |
山系 | 九州山地 祖母傾山系 |
プロジェクト 山 |
山容
編集山頂は3つの岩峰からなり、南から後傾・本傾・前傾と呼ばれる。神武天皇が東征時に四人の皇子とともに必勝を祈願したことから四皇子峰(しおうじみね)の別名がある[2]。伝承「吉作落とし」の舞台でもある[2]。
周辺は国有林で森林生態系保護地域になっている[3]。
登山道
編集ギャラリー
編集脚注
編集- ^ 平成16年11月11日記者発表資料 大分県の「傾山」と宮崎県の「大崩山」の標高を測量。傾山は+3メートルで1,605メートル、大崩山は+1メートルで1,644メートルに改定
- ^ a b c d “大分県 佐伯市宇目 ユネスコエコパークの山”. 佐伯市. 2022年8月2日閲覧。
- ^ “あなたのまちの国有林 五ヶ瀬川流域における国有林野事業の取り組み”. 九州森林管理局、宮崎北部森林管理署. p. 7. 2022年8月2日閲覧。