信太山
信太山(しのだやま)は、大阪府和泉市にある山(丘陵)。陸上自衛隊信太山駐屯地、大阪市立信太山青少年野外活動センター、信太千塚古墳群などがある。
信太山 | |
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標高 | 80 m |
所在地 |
大阪府和泉市 堺市 |
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プロジェクト 山 |
概要
編集大阪府の南西部、和泉市の北東部にある標高50~80mの洪積台地[1]。
台地上の大部分は大日本帝国陸軍の演習場だったが、太平洋戦争後に陸上自衛隊信太山駐屯地(駐屯地・演習地)となり、大阪市立信太山青少年野外活動センター(伯太町)や老人ホームなども設置。北部は住宅団地「鶴山台」として開発されている。北端に大阪府立鳳高等学校(堺市西区)がある。
台地の西を熊野街道が通り、台地上にある聖神社(王子町)は熊野権現の遙拝所となっている。台地の北西麓にある信太森葛葉稲荷神社(葛の葉町)周辺は葛の葉キツネの信太妻伝説で知られる信太の森で、神狐を祀っている[1]。
また、古墳が多く信太千塚古墳群と呼ばれており、和泉黄金塚古墳から景初三年(239年)の銘のある画文帯四神四獣鏡が出土している。