侯咏
侯 咏(ホウ・ヨン)は、中国(中華人民共和国)を代表する撮影監督の1人。張芸謀(チャン・イーモウ)作品のカメラマンとして知られる。
侯 咏 | |
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プロフィール | |
出生: | 1960年9月26日(64歳) |
出身地: | 陝西省西安市 |
職業: |
撮影監督 映画監督 |
各種表記 | |
繁体字: | 侯 詠 |
簡体字: | 侯 咏 |
拼音: | hóu yŏng |
ラテン字: | Hou Yong |
発音転記: | ホウ・ヨン |
近年は映画監督としても活動中である。
略歴
編集1978年に北京電影学院(撮影科)に入学。同期に張芸謀、陳凱歌(チェン・カイコー)等、後に中国映画の「第5世代」と呼ばれた錚々たる顔ぶれが並ぶ。
卒業後は学生時代の仲間たちとのプロジェクトで撮影監督を務め、徐々に頭角を現すようになる。1980年代後半〜1990年代前半は田壮壮(ティエン・チュアンチュアン) 、そして1990年代後半からは張芸謀と組み、中でも、庶民の生活や素朴な感情を描いた張監督との3作品『あの子を探して』『初恋のきた道』『至福のとき』は、海外で注目を浴びた。
主な作品
編集撮影
編集- (九月) (1984年)
- 狩り場の掟(猎場扎撒) (1985年)
- 盗馬賊(盗馬賊) (1985年)
- 孫文(孫中山) (1987年)
- 晩鐘(晩鐘) (1988年)
- 青い凧(藍風箏) (1993年)
- 息子の告発(天国逆子) (1994年)
- 南京1937(南京大屠殺) (1995年)
- 新北京物語(混在北京) (1996年)
- 阿片戦争(鴉片戦争) (1997年)
- (Lanai-Loa) (1998年)
- あの子を探して(一個都不能少) (1999年)
- 初恋のきた道(我的父親母親) (1999年)
- 至福のとき(幸福時光) (2000年)
- HERO(英雄) (2002年)
- (我為誰狂) (2004年)
- ヒマラヤ王子(喜馬拉雅王子) (2006年)
- 楊貴妃 Lady Of The Dynasty(王朝的女人・楊貴妃) (2015年)
監督
編集- (天出血) (1991年)
- ジャスミンの花開く(茉莉花開) (2004年) ※ 兼・脚本
- 復讐の春秋 -臥薪嘗胆-(臥薪嘗胆) (2007年) ※ テレビドラマ
- (一個人的奥林匹克) (2008年)
- 上陽賦〜運命の王妃〜(上陽賦) (2021年) ※ テレビドラマ
- マニフェスト(望道) (2023年) ※ 兼・脚本、2023東京・中国映画週間で上映
出演
編集- (大宅門 第2部) (2003年) ※ テレビドラマ