佐藤 秀夫(さとう ひでお、1934年3月31日[1] - 2002年12月14日)は、日本教育学者である。政治学者佐藤誠三郎は兄。

経歴

編集

東京府生まれ。1958年東京大学教育学部卒業。1965年、同大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、国立教育研究所所員。同第一研究部史料調査室長、第一研究部長、教育資料・情報センター長。1991年日本大学文理学部教育学科教授。在職中の2002年12月14日、肝臓癌のため死去[1]。専攻は日本教育史、教育文化史、教育史料研究。

著書

編集
『学校の構造』2004
『学校の文化』2005
『現代の視座』2005
『史実の検証』2005

共編著

編集
  • 『府県史料教育』全26巻 編 ゆまに書房 1985-86
  • 『文部省掛図総覧』中村紀久二共編 東京書籍 1986
  • 『続・現代史資料』8-10 教育 御真影教育勅語 編 みすず書房 1994-1996
  • 『日本の教育課題 第1巻「日の丸」「君が代」と学校』 編 東京法令出版 1995
  • 『日本の教育課題 第2巻 服装・頭髪と学校』編 東京法令出版 1996
  • 『日本の近・現代史と歴史教育』山本武利共編著 築地書館 1996
  • 『教育の歴史』新訂 編著 放送大学 2000
  • 『日本の教育課題 第5巻 学校行事を見直す』編 東京法令出版 2002

脚注

編集
  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.289

参考

編集