佐藤 恵利(さとう えり、1961年10月5日[1] - )は、日本の元女優、元アイドル。千葉県船橋市出身[1]埼玉県草加市育ち[1]。西脇事務所に所属していた[2]

さとう えり
佐藤 恵利
本名 佐藤恵利
生年月日 (1961-10-05) 1961年10月5日(63歳)
出生地 日本の旗 日本千葉県船橋市
身長 161cm
職業 女優・元アイドル
ジャンル テレビ・映画
活動期間 1980年 - 2010年
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来歴・人物

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  • 4歳からピアノを習う[3]。小学生の時には既に、将来は歌手になると決めていたという[3]。小学校6年生の時に「郷ひろみの恋人募集」に応募して合格、中学1年生の時にはテレビ番組の『そっくりショー』に山口百恵の真似で出演したことがある[1]
  • 上記の経緯の通り山口百恵に似ていたため、多忙な山口に代わって「影武者」として映画やドラマに出演していたとされる[4]。遠目のシーンや後ろ姿での出演であったという。
  • 高校は最初上野学園高等学校ピアノ科に入学したが[1]、芸能界デビューが決まった後は東京都立代々木高等学校に転校して卒業[1]
  • 1980年1月10日「ラブ・スケッチ」で日本フォノグラムより歌手デビュー。
  • ポスト山口百恵として売り出され、『レッツゴーヤング』のサンデーズのメンバーとして活動した。期待の新人であったが、なかなか人気が出なかった。
  • 1992年3月26日まで日本テレビ系で放送された「木曜ゴールデンドラマ」の脇役出演の常連の一人でもあった(脇役出演常連者はほかに本阿弥周子上月左知子らがいる)。
  • 「木曜ゴールデンドラマ」と「オフィス・ヘンミ製作のドラマ」に出演することが多かった。
  • NHK「おかあさんといっしょ」の歌のお姉さん・森みゆきと混同されることがたびたびあった。
  • 1997年3月には「クイズ日本人の質問」にゲスト回答者として出演している。クイズ番組等のバラエティに出演することが滅多になかったので、ゲスト回答者として出演するのはかなり珍しかった。デビュー当時(1980年10月28日)「ものまね王座決定戦」に出演するも、数年後、総集編にて原田伸郎に「(この回は)奈保子ちゃんが出てますね、よしえちゃんもいましたね…佐藤恵利ちゃん(って誰)?」とネタにされていたほどである[5]
  • 近況に関しては全く伝えられていない[6]

ディスコグラフィ

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  • シングル(日本フォノグラムより発売)
    1. 「ラブ・スケッチ/サヨナラの陽ざし」(1980年1月10日)
    2. 「まぶしいねチャイニーズ・ハーフ/シャワー」(1980年4月25日)
    3. 「ラブ・ギャンブル/傷だらけのピリオド」(1980年9月10日)

出演

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テレビドラマ

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  • 木曜ゴールデンドラマ
    • 「歌枕」(1981年11月5日)
    • 「一本足の華燭」(1981年12月3日)
    • 「少年刑務所・母と子の遠い道程」(1982年5月27日)
    • 「非行少女・母と娘の愛と憎しみ!」(1982年12月2日)
    • 「片隅の二人」(1983年2月10日)
    • 「嫁と姑の隣人戦争(1)」(1985年1月10日)
    • 「娘よ!!・父ちゃんはお前の花嫁姿が見たかったんや」(1985年1月17日)
    • 「嫁・姑・大姑(1)」(1985年4月11日)
    • 「二人なら生きられる」(1985年12月5日)
    • 「夫に愛の手を!?」(1986年3月13日)
    • 「嫁・姑・単身赴任」(1986年4月3日)
    • 「お姑さんの叛乱」(1986年5月8日)
    • 「姑VS嫁・姑の心意気」(1986年8月28日)
    • 「不安なり」(1987年3月19日)
    • 「嫁・姑・小姑 大阪夏の陣」(1987年8月6日)
    • 「母VS娘、女のたたかい」(1987年9月3日)
    • 「誕生日に殺された女」(1987年11月12日)
    • 「嫁・姑・仁義なきおんなの闘い」(1988年5月26日)
    • 「燃えて生きる」(1988年8月11日)
    • 「塀の外で待つ女」(1988年11月3日)
    • 「花むこの母VS花よめの母」(1989年4月6日)
    • 「愛を描く女」(1989年8月24日)
    • 「嫁・姑・貸し姑」(1990年4月12日)
    • 「結婚戦争・逆タマの母」(1990年6月28日)
    • 「お姑さんの登校拒否」(1990年11月29日)
    • 「西の舅に東の姑・浪花男と江戸っ子女」(1990年12月27日)
    • 「逆転・嫁と姑、下町の太陽赤ひげ女先生」(1991年7月18日)
    • 「一人っ子同士の結婚」(1991年9月12日)
    • 「さらば愛しき人よ」(1991年12月5日)
  • 土曜ワイド劇場
  • 火曜サスペンス劇場
    • 誘拐の報酬(1982年3月9日)
    • 突然の明日(1983年4月12日)
    • 顔のない女(1986年5月20日)
    • 雨月荘殺人事件(1988年10月18日)
  • 大江戸捜査網(テレビ東京 / 三船プロ
    • 第549話「品川遊廓おんな蟻地獄」(1982年6月19日) - おしの 役
    • 第568話「鈴の音はおんなの忍び泣き」(1982年) - お初 役
    • 第582話「遊女に賭けた孤独の一匹狼」(1983年) - おさと 役
    • 第591話「女牢しのび肌 禁断の闇化粧」(1983年) - おしま 役
    • 第633話「涙の再会! 素浪人はぐれ唄」(1984年) - おちず 役
    • 新大江戸捜査網 第647話(第7話)「鬼同心獄中の標的」(1984年) - 美音
  • はらぺこ同志(1982年7月6日 - 9月21日)
  • 月曜ドラマランド
  • 松田聖子のはじめての情事(前篇/後篇、1983年10月19日、10月26日、TBS) - 秀子 役
  • 水戸黄門
    • 第14部 第8話「陰謀砕いた薪能・盛岡」(1983年12月19日) - 田鶴役
    • 第16部 第31話「頑固くらべ献上茶釜・山形」(1986年11月24日) - おみつ役
    • 第17部 第22話「惚れた娘はお姫様・竜野」(1988年1月25日) - 志津役
  • 生きて行く私(1984年4月4日 - 6月27日)
  • のン姉ちゃん・200W(1985年4月13日 - 7月27日)
  • 長七郎江戸日記 第1シリーズ 第71話「十手にかけた青春」(1985年10月15日)
  • 樋口一葉 われは女成りけるものを…(1985年11月23日 - 12月21日)
  • 京都嵯峨野殺人事件(1985年12月13日・金曜女のドラマスペシャル) - 杉歌子役
  • 女は男をどう変える(1986年1月9日 - 3月27日)
  • 特捜最前線
    • 第453話「遺書・指名手配113号の男!」(1986年2月13日) - 小松ひさこ役
    • 第487話「涼子・夢に縋った女!」(1986年10月16日)
  • 女が会社で上司いびりを始めるとき(1986年6月23日・月曜ワイド劇場
  • 太陽にほえろ! 第703話「加奈子」(1986年7月18日) - 三村ひとみ
  • ときめき・ああ青函連絡船(1986年9月29日 - 10月10日)
  • 哀しみの女(1987年5月20日・水曜ドラマスペシャル
  • ジャングル 第27話「赤いブルゾン」(1987年10月23日)
  • 夫の突然死・妻に届いた一通の手紙(1987年12月14日・ドラマ女の四季
  • わが恋う人は(1988年4月29日・男と女のミステリー
  • ときめき・ああ青函連絡船(総集編)(1988年6月5日)
  • 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映)
    • 暴れん坊将軍III
      • 第26話「将軍に裏切られた男」(1988年7月2日) - みつ
      • 第49話「庶民の夢を喰った奴!」(1989年2月11日) - お京
      • 第81話「め組の半次郎の天国と地獄」(1989年10月28日) - お菊
      • 第101話「みちのく夫婦しぐれ!」(1990年4月21日) - お糸
    • 暴れん坊将軍VIII
      • 第2話「狙われた新妻 殺意を呼ぶ過去」(1997年8月2日) - おまち
  • お見合いフルコース(1988年9月26日 - 9月29日)
  • 大忠臣蔵(1989年1月2日) - お玉
  • 愛のアリバイ(1989年2月13日・月曜・女のサスペンス
  • さすらい刑事旅情編I 第17話「潮騒内房線・花売り女の殺意」(1989年2月22日)
  • 火曜ミステリー劇場
    • 美人女子大生妻探偵と田舎刑事(1)・特急しおかぜ四国殺人ルート(1990年4月10日)
    • 南青山コンビニ探偵24時間営業・美人ピアニスト殺人事件の謎(1990年6月19日)
  • 将軍家光忍び旅 第1シリーズ 第3話「日蔭に咲くか夫婦武士道」(1990年10月27日)
  • 女の敵は男の敵(1990年11月22日 - 12月6日)
  • 遊の人・天下の御意見番大久保彦左衛門(1991年1月2日)
  • NHK大河ドラマ(NHK)
    • 太平記」(1991年1月6日 - 12月8日)- 小宰相役
    • 毛利元就」(1997年1月5日 - 12月14日) - 貞子役
  • 銭形平次北大路欣也版) 第1シリーズ 第10話「右の腕」(1991年7月24日) - おひさ役
  • おべんきょう(1992年2月24日 - 4月10日) - 秋田いつ子役
  • 月曜ドラマスペシャル
    • 忠治旅日記(1992年2月24日) - おたか役
    • 弁護士富田茂作42歳の純情(1993年6月14日) - 田中静香役
    • 一色京太郎事件ノート(4)・京都西陣に消えた女(1997年2月3日) - 寒河江理恵役
  • ドラマシティ
    • 北海道へいらっしゃい(1992年7月2日)
    • 花嫁の憂うつ(1993年1月14日)
  • 八百八町夢日記 第2シリーズ 第30話「殿様は盗っ人上り」(1992年7月28日) - 萩江役
  • 子子家庭は危機一髪(1993年7月19日 - 8月31日)
  • ドラマ新銀河(NHK)
  • 夏は秘密がいっぱい!(1994年7月25日 - 9月2日)
  • 雲霧仁左衛門(1995年11月29日 - 1996年3月13日)
  • 忠臣蔵(1996年10月9日 - 12月18日)
  • 鬼平犯科帳 第7シリーズ 第14話「逃げた妻」(1997年) - おみね
  • はぐれ刑事純情派XI 第5話「女装殺人!? 二つの顔を持つ女」(1998年4月29日)
  • お局探偵亜木子&みどりの旅情事件帳(2)・愛は死の影の中で(1998年7月31日・金曜エンタテイメント
  • 必要のない人(1998年10月7日 - 12月23日)
  • 大岡越前 第15部 第12話「罪を着た男」(1998年11月30日) - おその 役
  • 御家人斬九郎 第5シリーズ 第2話「箱根の鬼」(2001年11月13日) - おはる 役
  • 剣客商売藤田まこと版) - おみね 役
    • 第1シリーズ(1998年10月14日 - 12月16日)
    • 第2シリーズ(1999年12月8日 - 2000年3月15日)
    • 第3シリーズ(2001年6月5日 - 7月3日)
    • 第4シリーズ(2003年1月21日 - 5月13日)
    • 第5シリーズ(2004年1月13日 - 3月16日)
    • スペシャル・鰻坊主、女と男、暗殺者(2004年5月1日)
    • スペシャル・助太刀(2004年12月14日)
    • スペシャル・母と娘と(2005年1月11日)
    • スペシャル・決闘・高田の馬場(2005年9月6日)
    • スペシャル・女用心棒(2006年6月16日)
    • スペシャル・春の嵐(2008年4月11日)
    • スペシャル・道場破り(2010年2月5日)

バラエティ

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テレビアニメ

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舞台

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  • 孤愁の岸(1988年)
  • 裸の大将放浪記(1990年)
  • ヨコハマ物語(1998年・御園座
  • 花のうさぎ屋‐みちのく女合戦‐(1998年10月4日〜10月29日・帝国劇場

脚注

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  1. ^ a b c d e f 明星集英社)1980年2月号 p.178「今月の新人」
  2. ^ 『タレント名簿録』(1985年版) 発行:連合通信社音楽専科社 閲覧。
  3. ^ a b 週刊TVガイド 1980年2月15日号 157頁「はじめまして佐藤恵利です」
  4. ^ 女性自身、1983年8月11日号「百恵さんの“影武者たち”その後」
  5. ^ 第12回オールスターものまね王座決定戦”. www.ze.em-net.ne.jp. 2019年9月27日閲覧。
  6. ^ 一般社団法人映像コンテンツ権利処理機構 放送番組に出演された佐藤恵利様をさがしています