9代[1] 佐藤 伝兵衛(傳兵衞、さとう でんべえ、1854年1月13日(嘉永6年12月15日[1][2][3])- 1938年昭和13年)8月11日[1][4])は、明治から昭和前期の大地主、実業家政治家貴族院多額納税者議員。旧姓・菅野。

佐藤伝兵衛

経歴

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陸奥国安達郡、後の福島県安達郡小浜村[1]小浜町岩代町を経て現二本松市小浜)で菅野善右衛門の三男として生まれ、安積郡郡山村(郡山町を経て現郡山市)の商家、大地主・佐藤喜一郎[注 1]の養子となる[2][3]

1884年(明治17年)7月、郡山村会議員に就任し、その後、郡山町会議員、所得税調査委員、安積郡会議員、郡山本町郵便局長、営業税調査委員などを務めた[1][4]

1918年(大正7年)9月29日、貴族院多額納税者議員に任じられ[5]研究会に所属して活動し1925年(大正14年)9月28日まで在任した[4]

実業界では、郡山絹糸紡績監査役、郡山電気取締役、大日本紡績(現ユニチカ)監査役、郡山土地建物監査役、郡山カーバイト監査役、郡山商業銀行頭取、伊勢銀呉服店社長などを務めた[1][2][3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『福島県史 第22巻』230頁では8代・伝兵衛。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『福島県史 第22巻』230-231頁。
  2. ^ a b c 『福島誌上県人会』433頁。
  3. ^ a b c 『大正人名辞典 第3版』1289頁。
  4. ^ a b c 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』201頁。
  5. ^ 『官報』第1848号、大正7年9月30日。

参考文献

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  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『福島県史 第22巻 (各論編 8 人物)』福島県、1972年。
  • 松沢忠雄編『福島誌上県人会』福島県友会出版部、1923年。
  • 東洋新報社編『大正人名辞典 第3版』東洋新報社、1917年。