佐分利川(さぶりがわ)は、福井県大飯郡おおい町の川上付近の支流を集め、中央部を東流して、途中、福 谷川 、父子川、大津呂川等の支川を併せ、小浜湾に流入する河川嶺南二級水系である。

佐分利川
あみーシャン大飯前より下流方向
水系 二級水系 佐分利川
種別 二級河川
延長 15.2 km
流域面積 45.5 km2
水源 頭巾山山稜おおい町川上付近(福井県)
水源の標高 200 m
河口・合流先 小浜湾(福井県)
流域 福井県おおい町

地図

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地形

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飯町川上付近の支流を集め本流域は細長く、佐分利川とその支流により形成された扇状地を挟み、右岸側には標高400~600m、左岸側には200~400mの山地が広がりる。若狭本郷駅周辺の市街地が形成三角州となっている。

地質

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河川は堆積層で形成されており、周辺の山地部は、風化されやすい砂岩粘板岩が主体となっている。

災害

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  • 1953年9月25日 - 台風13号の接近に伴い集中豪雨。佐分利川の本流、支流で氾濫が発生して1896年以来の大水害となった。死傷者が多数出たほか、川沿いの田畑がほとんど全滅に近い被害を受ける[1]

河川公園

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不動の滝公園

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落差10mの滝、滝脇には不動明王の祠があり、古くから地域の信仰の滝である。 滝周辺は「ふるさと小公園」として整備され、休憩所やトイレなどもある。

さぶり川公園

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平成14年度に再整備を芝生広場ゲートボール場、体育館トレーニングジム鉱泉浴場などの施設がある。さぶり川公園

きのこの森

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きのこの森

流域の自治体

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大飯郡おおい町

道路・施設

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脚注

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  1. ^ 小出博 「高潮と豪雨のために大水害」『日本の水害』p32 東洋経済新報社 昭和29年9月10日