佐久間聡一
佐久間聡一(さくま そういち、英語: Soichi SAKUMA、1982年9月2日(太陽乙女座 月水瓶座)-)は、日本のヴァイオリニスト。広島交響楽団・第一コンサートマスターを務めた(2014年4月 - 2022年3月)。
佐久間 聡一 | |
---|---|
生誕 | 1982年9月2日 |
出身地 | 日本 山形県 |
学歴 | 桐朋学園大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
経歴
編集1982年9月2日生まれ、(太陽乙女座 月水瓶)、山形市出身。 幼少よりヴァイオリンを始め、桐朋学園子供のための音楽教室仙台分室を経て山形東高等学校から桐朋学園大学へ進む。
10代から演奏活動を始め、ソロ・室内楽はもとより、日本青少年オーケストラ、桐朋学園オーケストラにて早くからコンサートマスターとして活躍する。
桐朋学園在学中より新日本フィルハーモニー交響楽団の契約団員を務め、その後、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席奏者、大阪フィル退団後はドイツ、ハノーファーにてUlf Schneider教授の下で研鑽を積むほか、ドイツ・カンマーフィルハーモニーブレーメンに客演。
帰国後、オーケストラへの客演をはじめ全国各地で公演や録音を行うかたわら、《幼少期からの音楽体験プロジェクト》など、乳幼児が音楽に触れやすい機会の創出にも力を注ぐ。
2014年4月、広島交響楽団・第一コンサートマスターに就任。「魅力的な音色で聴衆を一つにする力がある」(音楽の友)など誌上でも注目され、現在はオーケストラでの活動に加え、ソリストとして、また年間数多くの室内楽コンサートに出演するほか、「東京・春・音楽祭」など国内の主要な音楽祭にも招かれる。また、CD録音も数多く、好評を博している。[1]
2022年3月末をもって、広島交響楽団・第一コンサートマスターを退任した[2]。
録音
編集これまでに4枚のソロ・アルバムをリリースしている。「die Liebe 4」リリース時には、レコード芸術誌にて「見た目は地味だが、味わい深い演奏を聴かせる」と評される。
受賞歴
編集在学中に顕著な音楽コンクール受賞歴をもたない珍しいタイプのヴァイオリニストである[3]。
- 中新田バッハホール音楽コンクール小学生の部第1位
- 第23回霧島国際音楽祭:特別奨励賞、優秀演奏賞。