佐久間徹
佐久間 徹(さくま とおる、1899年(明治32年)1月24日[1][注 1] - 1977年(昭和52年)1月27日[2])は、昭和期の実業家、政治家。衆議院議員。
経歴
編集千葉県市原市出身[2][3]。佐久間信太郎の長男として生まれる[4]。1923年(大正12年)早稲田大学商学部を卒業した[2][3][4]。
帝国火災保険に入社し、直営課長、福岡支店長、横浜支店長などを歴任[4]。帝国火災保険が合併して日本火災海上保険(のち日本興亜損害保険)になると文書部長、取締役兼地方営業部長を務めた[2][3][4]。その他、房総漁業監査役、千葉県漁網取締役、川崎定徳取締役、関東天然瓦斯開発取締役、高砂交通会長、千葉工業大学理事、同理事長などを務めた[2][3]。
1949年(昭和24年)1月の第24回衆議院議員総選挙で千葉県第1区から民主自由党公認で出馬して当選し[2][5]、衆議院議員に1期在任した[2][3]。その後、第25回総選挙に立候補したが落選した[5]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 『人事興信録 第15版 上』サ2頁では明治31年2月。
出典
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第15版 上』人事興信所、1948年。
- 『大衆人事録 第19版 東京篇』帝国秘密探偵社、1957年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 石井暉二『光芒の人 千葉県人物事典2(政治編-国会議員)』ぎょうせい、1990年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。