佐々木クリス
佐々木 クリス(ささき クリス、1980年〈昭和55年〉12月24日 - )は、日本のバスケットボールアナリスト・解説者である。アメリカ合衆国ニューヨーク出身。現役時のポジションはガード。
東京サンレーヴス時代 | |
引退 | |
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国籍 | 日本 |
生年月日 | 1980年12月24日(43歳) |
出身地 | 東京都 |
身長(現役時) | 178cm (5 ft 10 in) |
体重(現役時) | 75kg (165 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | 桜美林高等学校 |
大学 | 青山学院大学 |
ポジション | G |
経歴 | |
2011-2012 | 千葉ジェッツ |
2012-2013 | 東京サンレーヴス |
概要
編集2017-18シーズンからB.LEAGUE公認アナリストとして活動中。
所属事務所はボイスワークス。
元プロバスケットボール選手であり、bjリーグの千葉ジェッツや東京サンレーヴスに所属していた。
また、元ヒップホップミュージシャンでありDJ MASTERKEYが運営するレーベル「THE LIFE ENTERTAINMENT.」より2003年にavex traxでデビューした。
略歴・人物
編集経歴
編集父は日本人、母はアメリカ人。ニューヨークで生まれ、4歳半より東京で育つ。家では英語で会話するという家庭内のルールにより、バイリンガルであり、英語と日本語を話す。
幼少の頃は、甲子園を目指す野球少年であったが、桜美林高校時代にバスケットに転向。
(学友と共に文化祭でDJパフォーマンスを行うなど音楽への取り組みもこの頃からスタートしている)
青山学院大学在学中には、新人戦、インカレ、関東トーナメント優勝、全日本学生選手権優勝の経歴を持ち、日本初のプロ・ストリート・バスケットチーム「FAR EAST BALLERS」の基盤を作った。ファッションモデルとしても活動していた。
プロバスケットボール選手として
編集バスケットボール競技者としては「FAR EAST BALLERS」、「LEGEND」を経て一時芸能活動に専念するため競技から離れたが、その後ストリートボールの「HOOPERS」にて競技復帰[2]。2011年にbjリーグ合同トライアウトに参加し、千葉ジェッツにドラフト外で入団した[3][4]。入団後も芸能活動は継続し、選手と芸能活動の両立をしており、また後述する『ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜』(千葉テレビ放送)などでチーム紹介企画を行うなどチームの広告塔の役割をしていた。
千葉ジェッツで過ごした2011年-2012年シーズンは出場機会に恵まれずシーズン52試合中11試合に出場、出場時間17分に留まり[5]、このシーズン限りで退団[6]。2012年シーズンからは東京サンレーヴスと選手契約を結んだ。[7]。この年、チームとしては18勝32敗の8位に終わったものの[8]、クリス個人は全試合に出場し、出場時間も合計829分に伸ばした[9]。 同シーズン終了後、サンレーヴスとの契約満了に伴い現役を引退した[10]。
2017年9月6日、B.LEAGUEアナリストに就任[11]。
リポーターとして
編集千葉ジェッツ入団前よりリポーターとして芸能事務所ボイスワークスに所属。WOWOWがNBA中継を始めるにあたり同時通訳として採用され、2011-12シーズンから毎年ファイナルの現地試合会場でのリポートを担当した[12][13]。
解説者として
編集解説者としては、WOWOWでのNBA中継3年目より実績を積み、NBAだけでなくB.LEAGUE中継においても秋田朝日放送、テレビ岩手、NHK宇都宮・秋田・千葉放送局、TOKYO MX、ニッポン放送でも担当した。
2018-19シーズンよりNHK-BSでのB.LEAGUE中継でも解説を始める。NBA中継の解説はWOWOWで4シーズン担当した後、2018-19シーズンよりRakuten TVのRakuten NBA Specialにて担当中。
歌手として
編集母の影響により、いろいろなジャンルの洋楽を聴いて育った。様々な人種が混在するアメリカとは違い、日本という単一的思考の中で「自分は何者なのだろう?」「何をするために生まれてきたのだろう?」という疑問が少年時代に燻り出す。自然とノリがよく真理を追求するラップ音楽へと傾倒し、高校生の頃から英語でのリリックを書き始める。その後日本語ラップを探求し、現在発表されているアルバムは大半が日本語である。大学3年の時にDJ MASTERKEYと出会い、表現者としての活動をスタート。
デビュー曲「Ballerの章号」<テレビ東京系バスケアニメ「DEAR BOYS」エンディングテーマ> では、CHRIS本人も登場。
アルバム「LENNON」(本名のミドルネーム“Lennon”をタイトルにする。John Lennon好きの父が命名)より、セルフ・プロデュースも手がけた。「Moon and the Sun(feat. DJ KAORI)」
その姿勢やルックス(母方の白人との混血)により、アフリカン・アメリカンのHIP HOPアーティストには「和製エミネム」と評されていたこともあった。
メディア
編集- MTV US TOP20(MTV JAPAN) - VJ
- MTV Video Music Awards Japan(MTV JAPAN) - MC(外国人アーティストに対する英語インタビュー、通訳)
- ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜(2011年4月 - 、千葉テレビ放送)毎週月曜日「クリスのコレミテ」 - リポーター
- NBA(WOWOW) - 解説者、ファイナル現地リポーター(2012年~2018年)
- 熱血解剖!B.LEAGUE→熱血バスケ(NHK BS1)[14](2017年11月6日~) - 解説者
- Rakuten NBA Special(Rakuten TV) - 解説者
- 週刊NBA(Rakuten TV)
- 俺達のNBA(Rakuten TV)
- バスケットボール評論 佐々木クリスの目(スポーツ報知)
ディスコグラフィ
編集ミニアルバム
編集Love me or not(2003年7月30日)2004年9月29日DVD付きで再発
アルバム
編集暁けの明星(2004年9月29日)
LENNON(2007年6月6日)
MIX CD
編集「The Definition vol.1」 Mixed by DJ TAZ (SOLD OUT)
「The Definition vol.2」Mixed by DJ AGETETSU(2008年2月12日Mix CD公式サイトのみの流通・限定版で再発)
「Diamond City Collection」Mixed by DJ TAZ (2008年1月25日)
参加作品
編集DJ MASTERKEY「THE ADVENTURES OF DADDY'S HOUSE」(2006年6月7日)‐ DISC2:HOLIDAY feat.CHRIS & AI
MIC BANK「Welcome to Mic Bank」(2006年9月6日)‐ 12.tomorrow feat.CHRIS
65SYNDICATE「UNDERGROUND」(2007年2月21日)‐ 煙MC 2006 feat.HYENA、MIC PRESIDENT、6186、CHRIS、黒弧DAILL、光成、志士丸、COOL
BUZZER BEATS「Just The Beginning」(2008年5月14日)‐ 「The Alchemist Theory」 with CHRIS
脚注
編集- ^ https://www.facebook.com/sasaki.chris.7/posts/338876582916633
- ^ “CHRIS(プロフィール)”. HOOPERS. 2012年10月14日閲覧。
- ^ 『佐々木クリス選手との選手契約が基本合意に!!』(プレスリリース)千葉ジェッツ 。2011年10月5日閲覧。
- ^ 『bjリーグオフィシャルガイドブック 2012-2013』日本プロバスケットボールリーグ、2012年10月6日。
- ^ bjリーグ オフィシャルガイドブック 2012-2013
- ^ 『選手契約満了のお知らせ』(プレスリリース)千葉ジェッツ、2012年6月30日 。2012年10月14日閲覧。
- ^ 『佐々木クリス選手 基本合意のお知らせ』(プレスリリース)東京サンレーヴス 。2012年7月24日閲覧。
- ^ “順位表”. bjリーグ. 2013年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ “佐々木 クリス 選手名鑑”. bjリーグ. 2013年6月2日閲覧。
- ^ 『佐々木選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)東京サンレーヴス 。2013年6月30日閲覧。
- ^ “Bリーグ・アナリストに佐々木クリス氏が就任”. スポーツニッポン. (2017年9月6日)
- ^ 出演者情報 - WOWOW
- ^ 佐々木クリスの佐々木クリスのUSAリポート #1
- ^ 2019年9月30日放送分より改題
関連項目
編集- DJ MASTERKEY
- Focis - 音楽プロデューサー
- BUZZER BEATS - 音楽プロデューサー
外部リンク
編集- CHRIS My Space オフィシャルサイト
- CHRIS オフィシャルブログ
- ボイスワークス 佐々木クリスプロフィール
- chris lennon (@chrisnewtokyo) - X(旧Twitter)
- 佐々木 クリス (sasaki.chris.7) - Facebook