伏石駅

香川県高松市にある高松琴平電気鉄道の駅

伏石駅(ふせいしえき)は、香川県高松市太田下町にある、高松琴平電気鉄道(ことでん)琴平線である。駅番号はK04A

伏石駅
ふせいし
Fuseishi
K04 三条 (1.1 km)
(1.2 km) 太田 K05
地図
香川県高松市太田下町
北緯34度18分35.5秒 東経134度2分52.1秒 / 北緯34.309861度 東経134.047806度 / 34.309861; 134.047806座標: 北緯34度18分35.5秒 東経134度2分52.1秒 / 北緯34.309861度 東経134.047806度 / 34.309861; 134.047806
駅番号  K04A 
所属事業者 高松琴平電気鉄道
所属路線 琴平線
キロ程 5.0[1] km(高松築港起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,404人/日
-2022年-
開業年月日 2020年令和2年)11月28日[2]
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伏石駅
配線図

三条駅

STRg STRf
STR STR
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STR STR
STRg STRf

太田駅

IruCa取り扱い窓口・IruCa定期券窓口があり、高松琴平電気鉄道では2つ目[注釈 1]高架駅である。

概要

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近隣のバス路線再編を含めた交通結節点としての駅設置が企図され、高松市総合都市交通計画推進協議会が事業主体となっている。駅舎整備の概算事業費は9.5億円である[注釈 2][3]

当駅は太田下町に所在するが、既存の太田駅(太田上町所在)との混同を防ぐため、太田下町の東側に位置する伏石町から命名した[4]。2021年11月6日には駅東側に駅前広場がグランドオープンし[5]ことでんバスレインボー循環バス伏石駅サンメッセ線と、高速バスの高徳エクスプレス大川自動車四国高速バス)が、2022年4月1日からはことでんバスの鹿角線高松西高線が併設されたバスターミナルに乗り入れを開始した[6]

歴史

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2016年3月当初、2016年度に基本計画を策定して翌2017年から約2年をかけて駅舎整備を実施する予定だった[3]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。なお有人駅ではあるがホームの構造上乗車券の集札に関しては乗務員による対応を行っている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 琴平線 上り 瓦町高松築港方面
2 下り 仏生山一宮滝宮琴電琴平方面

設備

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1階は中央南寄りを国道11号高松東バイパスで隔てられている。北側の駅舎に中央口と北口があり、待合室、飲み物の自動販売機、多目的トイレ、自動券売機エレベーター、IruCa取り扱い窓口・IruCa定期券窓口が設置され、IruCaおよびIruCa定期券に関する手続きが行える。この窓口では改札業務を行わない。IruCa取り扱い窓口正面向かいと待合室に琴電で初めてとなる液晶式発車標が設置されている。南口側は自動券売機のみ設置される。

2階は4両編成対応のホームと、ICカード専用簡易型自動改札機、エレベーター、LED発車標、安全確認・乗り遅れ防止を目的とする監視モニターが設置されている。ホームの設置位置は線路勾配の位置を勘案した結果、国道11号バイパス南端から北に道路を跨いで設置され、南北に出入口が設けられている。なお、当駅を含む区間は複線化事業もあわせて実施されている[3]

2020年11月28日の開業時点では駅前広場が未完成だったため、北口が先行で開放され、2021年4月1日より南口も開放された。(ただし、南口ロータリーが工事中だった為、当時は裏道から駐輪場経由での出入りで、さぬき夢街道側の中央口は工事中の為、引き続き利用できなかった)。2021年11月6日より駅前広場が完成した。

利用状況

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移動等円滑化取組報告書によると2022年の一日当たりの利用者数は2404人である。コロナ禍でも利用者数は年々増加している。

1日乗降人員推移
年度 1日平均人数
2020年 1,022
2021年 1,420
2022年 2,404

駅周辺

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当地には2019年1月20日(返却最終日。閉店日は貸出・販売最終日の同年1月8日付)までゲオ高松東バイパス店があり、建物解体の後、埋蔵文化財調査に同年いっぱいかかったため、本体工事に入ったのは2020年に入ってからとなった。

広場にはバスバース(高速バス用・路線バス用それぞれ2台分)・タクシーベイ(2台分)・駐輪場および送迎用駐車場(2台分)が設置されているほか、駐輪場や駐車場は高架下など他の場所にも設置されている。駅前広場の整備事業費は11.5億円[注釈 2]で、負担割合は国55%・市45%である[3]

バス路線

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高徳エクスプレス大川自動車四国高速バス徳島バスが運行。ハローブリッジ号は四国高速バス・西東京バスが運行。それ以外はことでんバスが運行。

高松市南部の交通結節点を目指して多くの乗り場が設けられたが、高速バスは共同運行相手であるジェイアール四国バスや県外事業者の理解を得られなかったため、高徳エクスプレス以外の停車は実現せず、2023年11月に松山線高知線が経路変更で通らなくなったことでこの構想は事実上霧散した。ただし、2024年12月にはハローブリッジ号が新たに停車する予定となっている。

  • 1番のりば
    • レインボー循環バス:西廻り
    • 鹿角線:ことでん伏石駅経由
  • 2番のりば
    • 伏石駅サンメッセ線
    • 高松西高線
  • 3・4・9番のりば
    • 高徳エクスプレス
  • 12番のりば
    • レインボー循環バス:東廻り
    • 鹿角線:ことでん伏石駅経由

隣の駅

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高松琴平電気鉄道
琴平線
三条駅(K04) - 伏石駅(K04A) - 太田駅(K05)

画像

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脚注

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注釈

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  1. ^ なお、1つ目は長尾線水田駅である。
  2. ^ a b 2015年度時点における単価。

出典

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  1. ^ 「伏石駅」から「高松築港駅」電車の運賃・料金 - 駅探
  2. ^ a b 伏石駅の第一期開業及びダイヤ改正について』(プレスリリース)高松琴平電気鉄道、2020年11月6日。オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201106094833/http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2020/fuseishistation_open_1st/index.html2020年11月6日閲覧 
  3. ^ a b c d ことでん新駅(三条~太田駅間)基本計画” (PDF). 高松市 (2016年3月). 2019年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
  4. ^ “香川)ことでん新駅は「伏石」 高松市、バス網を再編へ”. 朝日新聞. (2019年11月7日). オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201106095950/https://www.asahi.com/articles/ASMC56JN5MC5PLXB009.html 2020年11月6日閲覧。 
  5. ^ a b ことでん伏石駅駅前広場のグランドオープンについて”. 高松琴平電気鉄道. 2021年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
  6. ^ “高松市の路線バス再編「ことでん伏石駅」に乗り入れへ 利用者が少ない路線では新たな運行方式も”. KSB瀬戸内海放送. (2021年5月30日). オリジナルの2021年5月31日時点におけるアーカイブ。. https://news.ksb.co.jp/article/14362022 2021年6月15日閲覧。 
  7. ^ 新駅の名称決定について』(プレスリリース)高松琴平電気鉄道、2019年11月1日。オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201106095733/http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2019/fuseishistation/index.html2020年11月6日閲覧 
  8. ^ 伏石駅 南口の供用開始について”. 高松琴平電気鉄道. 2021年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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