伊藤衆人

日本のCMディレクター、映画監督

伊藤 衆人(いとう しゅうと、12月27日[1][2] - )は、日本CMディレクター映像監督[2]北海道釧路町出身[2][3]多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業[1][4]

いとう しゅうと
伊藤衆人
本名 伊藤衆人
生年月日 12月27日
出生地 日本の旗 日本北海道
職業 CMディレクター、映像監督
ジャンル テレビCM、ミュージック・ビデオ、ドキュメンタリー映画
事務所 ROBOT
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株式会社ROBOT所属[1]。劇団『低気圧ボーイ(ズ)』のメンバー[4]。テレビCMミュージック・ビデオドキュメンタリー映画など幅広いジャンルの作品の監督を務める[1]

略歴

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多摩美術大学時代に加藤諒後藤文嘉らが所属する、劇団『低気圧ボーイ(ズ)』で脚本・演出・役者として活動[4][1]。多摩美術大学映像演劇学科後期フィールドトライアルでは2009年、2010年と2年連続で優秀賞を受賞[4]

2011年、多摩美術大学造形表現学部を卒業[1]。株式会社ROBOTに入社[1]

2013年より乃木坂46PVMVの演出を続けている[1]

2014年、Jリーグクラブ初のドキュメンタリー映画として浦和レッズを追った『We are REDS! THE MOVIE』シリーズの監督を金子陽太と共に務めた[5][6][7]

2021年10月1日から開催された2020年ドバイ国際博覧会において、日本館の展示の映像の一部(シーン6)を担当[8]

2023年、監督した乃木坂46の楽曲「おひとりさま天国」のミュージックビデオが『MTV Video Music Awards Japan 2023』にてBest Group Video-Japan-(最優秀邦楽グループビデオ賞)を受賞[9]

作風・評価

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乃木坂46のPVやMVの演出を数多く手掛けており、Real Soundでは「個性と一体感の表現、そして色彩表現が特徴的な作家」[10]EX大衆では「PVにいろいろな仕掛けをしてくる監督」[11]と評価されている。伊藤はインタビューにおいて、メンバーのキャラクターを反映するために、MV制作前は乃木坂46が出ている雑誌を多く読むと述べている[11]

人物

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スターウォーズのファンで、特にR2-D2のグッズを集めている[12]

作品

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映画

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  • We are REDS! THE MOVIE -開幕までの7日間-(2014年) - 監督・撮影
  • THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 「Prologue for THE LAST」(2014年) - オープニングムービー演出
  • We are REDS! THE MOVIE -minna minna minna-(2015年) - 監督・撮影

テレビ番組

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  • THE WAY (2015年〜2017年)
    • 2015シーズン 関根貴大 編、阿部勇樹 編、武藤雄樹 編、宇賀神友弥 編、西川周作 編、鈴木啓太 編
    • 2016シーズン 高木俊幸 編、平川忠亮 編、槙野智章 編
    • 2017シーズン 田中マルクス闘莉王 編、中村憲剛 編
  • 乃木坂46 meets Asia! 〜上海ver.〜 (2019年)
  • 乃木坂46 meets Asia! 〜台北ver.〜(2019年)
  • Documentary of UVERworld あの日のアンサー(2019年)
  • みんなのUVERworld 業界CREW大集合!SP(2019年)
  • 乃木坂46 meets Asia! ~上海ver.#2~(2019年)
  • Documentary of UVERworld あの日のアンサー、そして此処から(2020年)
  • 赤い羽根共同募金TVCM(2013〜2015年)
  • アオハライド 原作コミックスTVCM(2014年)
  • オオカミ少女と黒王子 原作コミックスTVCM 壁ドン編・お弁当編・クリスマス編(2014年)
  • マクドナルド オリジナルアニメーションWebCM「未来のワタシ」(2016年)
  • ジェットスター「16歳のように、旅をしよう。」(2016年)
  • amazon family(2016年)
  • forTUNE music(2017年〜2019年)
  • マクドナルド オリジナルアニメーションWebCM「未来のワタシ第二弾」(2017年)
  • タイ国政府観光庁 乃木坂46「こんなタイ、知らなかった。」(2017年)
  • ドラゴンクエストX「おじいちゃんと孫編」「おじいちゃんと孫とパパ篇」(2017年)
  • Jリーグ「J識を超えろ。Jリーグ開幕」(2018年)
  • ジェットスター「ジェットスタープロフェッショナルズ」全シリーズ(2018〜2019年)
  • ドラゴンクエストX「屋上編」(2018年)
  • デジタルハリウッド大学「高校生のあなたへ」(2018年)
  • ドラゴンクエストX「ゴロパウTV」(2019年)
  • マルコメ「プラス糀 糀甘酒」(2019年)
  • ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神(2019年)
  • マルコメ「雪の日も糀甘酒篇」(2019年)
  • アサヒスーパードライ「お花見マナー講座」(2020年)
  • 乃木坂46 ALL MV COLLECTION2 ~あの時の彼女たち~(2020年)
  • forTUNE music(2020年)
  • アサヒスーパードライ「バーチャルお花見」(2021年)
  • 乃木坂46 新メンバーオーディション(2021年)
  • 乃木坂46 おとな選抜 「NG坂46 お酒の正しい、楽しい飲み方」篇(2021年)
  • マクドナルド「シャア専用マクドナルド」(2022年)

ミュージックビデオ

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  • 竹内まりや「Days Of Love」(2024年)

乃木坂46

その他

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  • 乃木坂46 個人PV 北野日奈子「勇者ひなこのドラゴン修学旅行」(2014年)
  • 乃木坂46 個人PV 松村沙友理「ガチャ子さん」(2015年)
  • 乃木坂46 個人PV 松村沙友理「ガチャ子さん23」(2016年)
  • 乃木坂46 個人PV 岩本蓮加「駄菓子屋れんたん」(2017年)
  • 乃木坂46 個人PV 向井葉月「ヘルシーパラドックス」(2018年)
  • 乃木坂46 個人PV 桜井玲香「ブルー、レイ。」(2018年)
  • 乃木坂46 個人PV 林瑠奈「発売延期(仮)(林)」(2021年)
  • 乃木坂46 個人PV 中西アルノ「NO MORE!映画アルノ」(2023年)
  • 乃木坂46 個人PV 一ノ瀬美空「片腕ドリル彼女 みーぎゅんぎゅん!」(2023年)

舞台

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  • NODAMAP パイパー(2009年、出演)
  • FASTENER(2009年、作・演出・出演)
  • フェスティバル/トーキョー ファスナー(2009年、作・演出・出演)
  • BLUE OCEAN MAKERS(2010年1月21日 - 24日、作・演出)
  • TAIFU-(2010年7月19日・20日、作・演出・出演)
  • (株)EDF −地球防衛軍− (2011年1月23日 - 25日、作・演出・出演)
  • 百景島シードパラダイス(2011年8月2日・8日・9日、作・演出)
  • バベル一家(2011年10月7日・10月8日、作・演出・出演)
  • 背水フォーメーションZ(2012年1月27日 - 29日、作・演出)

ナレーション

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h Shuto Ito | 映像作家100人”. 映像作家100人 JAPANESE MOTION GRAPHIC CREATORS. 2024年8月11日閲覧。
  2. ^ a b c (2ページ目) 伊藤衆人監督が語る「ユニット曲PVの自由度の高さ」乃木坂46ユニットの魅力を語ろう!”. 日刊大衆. 2024年8月11日閲覧。
  3. ^ @wpsodoru (2021年6月20日). "2021年1月20日のツイート". X(旧Twitter)より2024年8月10日閲覧
  4. ^ a b c d 低気圧ボーイ(ズ) | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!”. CoRich舞台芸術!. 2024年8月11日閲覧。
  5. ^ 浦和レッドダイヤモンズ×ROBOT、Jリーグクラブ初のドキュメンタリー映画を製作」映画.com 2014年3月10日
  6. ^ We are REDS! THE MOVIE 開幕までの7日間 : 作品情報”. 映画.com. 2024年8月11日閲覧。
  7. ^ Inc, Natasha. “We are REDS! THE MOVIE~minna minna minna | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報”. 映画ナタリー. 2024年8月11日閲覧。
  8. ^ 2020年ドバイ国際博覧会 日本公式参加記録”. 経済産業省. 2024年8月10日閲覧。
  9. ^ 「MTV VMAJ 2023」各部門の受賞作品発表! - MTV VMAJ”. 2023年10月28日閲覧。
  10. ^ 乃木坂46、「おひとりさま天国」MVで『MTV VMAJ』受賞 “グループ”を強みに挑んだ構成の革新性”. Real Sound|リアルサウンド (2023年11月5日). 2024年8月11日閲覧。
  11. ^ a b 伊藤衆人監督が語る「ユニット曲PVの自由度の高さ」乃木坂46ユニットの魅力を語ろう!”. 日刊大衆. 2024年8月11日閲覧。
  12. ^ シアターグリーン学生芸術祭”. green55.jp. 2024年8月11日閲覧。

外部リンク

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