伊藤忠食品
伊藤忠食品株式会社(いとうちゅうしょくひん、英: ITOCHU-SHOKUHIN Co.,Ltd.)は、酒類・食品の卸売を主要事業とする商社である。本社は大阪市中央区と東京都港区に置き、二本社制の形をとっている。
東京本社が入居する赤坂Kタワー | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | ISC |
本社所在地 |
日本
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本店所在地 |
〒540-8522 大阪府大阪市中央区城見二丁目2番22号 北緯34度41分37.9秒 東経135度31分57.3秒 / 北緯34.693861度 東経135.532583度 |
設立 | 1918年11月29日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 2120001077362 |
事業内容 | 食料品卸売業 |
代表者 |
岡本均 (代表取締役社長 社長執行役員) |
資本金 |
49億2346万4500円 (2020年3月期)[1] |
発行済株式総数 |
1303万2690株 (2020年6月19日現在)[1] |
売上高 |
連結:6612億4400万円 単独:6464億9700万円 (2020年3月期)[1] |
営業利益 |
連結:44億3000万円 単独:40億3500万円 (2020年3月期)[1] |
経常利益 |
連結57億円 単体49億6000万円 (2020年3月期)[1] |
純利益 |
連結:39億7600万円 単独:35億5700万円 (2020年3月期)[1] |
純資産 |
連結:862億400万円 単独:834億9800万円 (2020年3月期)[1] |
総資産 |
連結:2284億3700万円 単独:2232億7000万円 (2020年3月期)[1] |
従業員数 |
連結:1,170[1,000]人 単独:843[41]人 (2020年3月31日現在)[1] |
支店舗数 | 7(東京・北海道・宮城・愛知・大阪・広島・福岡) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 |
伊藤忠商事 52.18% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 6.42% 味の素 2.67% アサヒビール 2.34% (2020年3月31日現在)[1] |
主要子会社 | #主な関係会社の項目を参照 |
関係する人物 | 星秀一(元社長) |
外部リンク | ISC 伊藤忠食品株式会社 |
特記事項:特記事項:経営指標は 2020年3月 第102期 有価証券報告書 ※従業員数は就業人員であり、臨時従業員は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載している。 |
概要
編集伊藤忠商事の子会社であり、伊藤忠グループで最も歴史のある会社である[2]。
酒類・食品卸の企業としては、全国5位の売上高を誇る[3]。
セブンイレブンは立ち上げの際から取引を行っている大口の得意先である[4]。他にもイトーヨーカドーなどの大手スーパーにも強い[4]。
沿革
編集歴代社長
編集(注)1996年10月1日「伊藤忠食品」発足後から
氏名 | 在任期間 | 出身校 |
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尾崎弘 | 1996年10月 - 2004年12月 | 関西学院大学経済学部[8] |
浜口泰三 | 2004年12月 - 2013年06月 | 慶応義塾大学商学部[9] |
星秀一 | 2013年06月 - 2016年06月 | 一橋大学法学部[10] |
浜口泰三 | 2016年06月 - 2017年06月 | 慶応義塾大学商学部[11] |
高垣晴雄 | 2017年06月 - 2018年04月 | 京都大学法学部[12] |
岡本均 | 2018年04月 - | 早稲田大学法学部[13] |
主な関係会社
編集会社名 | 住所 | 主な事業内容 | 備考 |
---|---|---|---|
新日本流通サービス株式会社 | 大阪市北区 | 貨物運取扱業 | 連結子会社 |
ISCビジネスサポート株式会社 | 東京都港区 | サービス業 | 連結子会社 |
株式会社スハラ食品 | 北海道小樽市 | 酒類・食品卸売業 | 連結子会社 |
株式会社アイ・エム・シー | 大阪市中央区 | サービス業 | 連結子会社 |
ワイ&アイホールディングス合同会社 | 東京都港区 | 投資事業 | 連結子会社 |
株式会社宝来商店 | 大阪市中央区 | 酒類・食品小売業 | 非連結子会社 |
株式会社中部メイカン | 岐阜県大垣市 | 食品卸売業 | 関連会社 |
コンフェックスホールディングス株式会社 | 東京都渋谷区 | 食品卸売業 | 関連会社 |
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m “伊藤忠食品株式会社 第102期 有価証券報告書”. EDINET (2020年6月16日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ “伊藤忠食品社長に浜口顧問――食品流通畑20年超。”. 日日経MJ(流通新聞) (日本経済新聞社): pp. 15. (2004年11月17日)
- ^ “スーパー再編に対応、高知・金沢・青森、食品卸3社統合、来年2月メド。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): pp. 朝刊13. (2012年7月5日)
- ^ a b “「一括」請負拡大狙う、物流の基準フォーマット――伊藤忠食品が作成。”. 日本経済新聞 (日経流通新聞): pp. 朝刊13. (1996年12月17日)
- ^ “伊藤忠、関連食品問屋の連携強化、共通戦略づくりスタート――地域連絡会設ける。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): pp. 朝刊12. (1983年8月12日)
- ^ “松下鈴木・メイカン合併、社名を伊藤忠食品に。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): pp. 朝刊15. (1996年6月14日)
- ^ “伊藤忠食品、東証一部に上場。”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): pp. 2. (2001年3月15日)
- ^ “伊藤忠食品、社長に尾崎弘氏。”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 27. (1996年8月27日)
- ^ “伊藤忠食品、浜口氏が就任(社長交代)”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 27. (2004年11月16日)
- ^ “伊藤忠食品、星氏が昇格(社長交代)”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 19. (2013年5月10日)
- ^ “伊藤忠食品、浜口泰三氏(新トップ)”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 13. (2016年5月2日)
- ^ “伊藤忠食品、高垣晴雄氏(新トップ)”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 19. (2017年1月24日)
- ^ “伊藤忠食品、岡本均氏(新トップ)”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): pp. 23. (2018年2月26日)