伊井直行
伊井 直行(いい なおゆき、1953年9月1日 - )は、日本の小説家、東海大学文学部文芸創作学科教授[1]。
伊井 直行 (いい なおゆき) | |
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誕生 |
1953年9月1日(71歳) 日本宮崎県延岡市 |
職業 | 小説家・大学教員 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 慶應義塾大学文学部史学科民族学・考古学専攻卒業 |
活動期間 | 1983年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 |
『さして重要でない一日』(1989年) 『進化の時計』(1993年) 『濁った激流にかかる橋』(2000年) |
主な受賞歴 |
群像新人文学賞(1983年) 野間文芸新人賞(1989年) 平林たい子賞(1994年) 読売文学賞(2001年) |
デビュー作 | 『草のかんむり』(1983年) |
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宮崎県延岡市大瀬出身、慶應義塾大学文学部史学科民族学・考古学専攻卒業。出版社勤務を経て、1983年「草のかんむり」で第26回群像新人文学賞を受賞して小説家デビュー。
受賞歴
編集- 1983年、「草のかんむり」で第26回群像新人文学賞受賞、同作で第89回芥川龍之介賞候補。
- 1984年、「パパの伝説」で第91回芥川龍之介賞候補。
- 1989年、「さして重要でない一日」で第101回芥川龍之介賞候補、『さして重要でない一日』で第11回野間文芸新人賞受賞。
- 1992年、『雷山からの下山』で第5回三島由紀夫賞候補。
- 1994年、『進化の時計』で第22回平林たい子文学賞受賞。
- 1996年、「三月生まれ」で第114回芥川龍之介賞候補。
- 1997年、三田文学編集長を務める(1年間)。
- 2000年、『服部さんの幸福な日』で第13回三島由紀夫賞候補。
- 2001年、『濁った激流にかかる橋』で第52回読売文学賞受賞。
著書
編集小説
編集- 『草のかんむり』(1983年、講談社/1990年、講談社文庫)
- 『さして重要でない一日』(1989年、講談社/1993年、講談社文庫)講談社文芸文庫
- 「さして重要でない一日」
- 「パパの伝説」
- 『湯微島訪問記』(1990年、新潮社)
- 『本当の名前を捜しつづける彫刻の話』(1991年、筑摩書房)
- 『雷山からの下山』(1991年、新潮社)
- 『星の見えない夜』(1991年、講談社)
- 『悲しみの航海』(1992年、朝日新聞社/1995年、朝日文芸文庫)
- 『進化の時計』(1993年、講談社)
- 『ジャンナ』(1995年、朝日新聞社)
- 『三月生まれ』(1996年、講談社)
- 『服部さんの幸福な日』(2000年、講談社)
- 『濁った激流にかかる橋』(2000年、講談社 のち講談社文芸文庫)
- 『お母さんの恋人』(2003年、講談社)
- 『青猫家族輾転録』(2006年、新潮社)
- 『愛と癒しと殺人に欠けた小説集』(2006年、講談社)
- 『ポケットの中のレワニワ』(2009年、講談社)
- 『尻尾と心臓』(2016年、講談社)
評論
編集- 『岩崎彌太郎 「会社」の創造』 (2010年、講談社現代新書)
- 『会社員とは何者か?』(2012年、講談社)