伊丹産業
伊丹産業株式会社(いたみさんぎょう、英称:ITAMI SANGYO Co.,LTD.)は、兵庫県伊丹市に本社を置く、主にガス・石油の販売をおこなう企業である。
伊丹産業本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒664-8510 兵庫県伊丹市中央五丁目5番10号 |
設立 | 1948年1月15日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 5140001077993 |
事業内容 | ガス・石油事業など |
代表者 | 代表取締役 北嶋太郎 |
資本金 | 5,000万円 |
売上高 |
1064億1700万円 (2023年12月期)[1] |
営業利益 |
24億8800万円 (2023年12月期)[1] |
経常利益 |
27億2400万円 (2023年12月期)[1] |
純利益 |
18億1300万円 (2023年12月期)[1] |
純資産 |
387億5500万円 (2023年12月期)[1] |
総資産 |
838億3700万円 (2023年12月期)[1] |
従業員数 | 1,531名 |
主要子会社 | 篠山都市ガス 福知山都市ガス |
外部リンク | http://www.itami-grp.co.jp |
特記事項:創業は1948年(昭和23年)、兵庫・伊丹にて。 |
概要
編集創業者の北嶋政次が、1948年(昭和23年)に伊丹で食糧公団による米穀輸送と保管倉庫業の請負を発端として、主要食糧の集荷と製粉業を軸に事業を開始。米穀業者として事業を開始したこともあり、米のみならず燃料を扱うことが出来たことから、木炭・加工炭などの固型燃料を経て、1958年(昭和33年)よりLPガスの販売を開始し、生活エネルギー供給事業へと展開してゆく。
LPガスの供給販売を軸に、ENEOS(旧東燃ゼネラル石油)・出光興産(旧昭和シェル石油)の代理店として兵庫・大阪・京都・滋賀の各府県内におけるガソリンスタンドの経営、都市ガス事業や、同社の創業当初からの米穀の集荷及び精米販売の他、またソフトバンク・auの携帯電話の販売に加え、2011年(平成23年)からは、ボルボ・カーズの販売をヤナセから譲り受け、輸入車販売に進出している[2]。
2010年(平成22年)には、デザイナーの佐藤可士和がデザインした、赤と白のカラーリングをベースにした、取っ手やチャックのついた米袋に入った「伊丹米」がグッドデザイン賞に選ばれている。
沿革
編集- 1948年(昭和23年)1月15日 - 米穀輸送と保管倉庫業の請負を発端として設立。
- 1986年(昭和61年)3月 - 電話回線利用のLPガス集中監視システム「ACU24」のサービスを開始。
- 1997年(平成9年) - 伊丹精米工場を新設。
- 2001年(平成13年)7月 - 西脇市の市営ガス事業を継承[3]。
- 2005年(平成17年) - 千葉精米工場を新設。
- 2006年(平成18年) - 埼玉精米工場を新設。
- 2007年(平成19年) - モバイル事業部発足。
- 2009年(平成21年)1月 - 有馬温泉への都市ガス供給を行う。
- 2013年(平成25年)4月 - 子会社の篠山都市ガスとともに福知山市の市営ガス事業を継承。
事業部
編集スポンサー活動
編集同社が本社を置く兵庫県のUHF局、サンテレビでテレビCMが放送されている。なお放映されるテレビCMは、同社の販売する「伊丹米」のCMが基本となっている。近年は同社のウェブサイトでCMが見られるようになっているため、テレビでの放送回数は減少している。また2000年(平成12年)から2002年(平成14年)頃まで、朝日放送(ABCテレビ)で平日朝に放送されている「おはよう朝日です」にスポンサーとして参加していたこともある。また、2000年代後半から2011年度頃にかけてはytv(読売テレビ)にも「情報ライブ ミヤネ屋」の曜日別スポンサーの一社として15時台のローカルセール枠に提供していた。ラジオCMも朝日放送ラジオなどで放送している。
この他、阪急バスの尼崎線(56系統 阪急川西能勢口 - 阪神尼崎)の車内放送でもCMが流れている(本社最寄りの停留所は「南本町一丁目」、精米工場最寄りの停留所は「卸売市場前」)。
脚注
編集外部リンク
編集- 伊丹産業 - 公式サイト