伊万里市立松浦小学校
佐賀県伊万里市にある小学校
伊万里市立松浦小学校(いまりしりつまつうらしょうがっこう)は佐賀県伊万里市松浦町桃川(もものかわ)にある市立の小学校。
伊万里市立松浦小学校 | |
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北緯33度16分07秒 東経129度57分33秒 / 北緯33.26848度 東経129.95903度座標: 北緯33度16分07秒 東経129度57分33秒 / 北緯33.26848度 東経129.95903度 | |
過去の名称 |
山形小学校 公立迎陽小学校 尋常迎陽小学校 迎陽尋常小学校 松浦尋常高等小学校 松浦村国民学校 松浦村立松浦小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 伊万里市 |
併合学校 |
中野原小学校 桃川小学校 堤川小学校 藤川内小学校 桃川尋常小学校 中野原尋常小学校 |
設立年月日 | 1874年(明治7年)5月 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B141220500078 |
所在地 | 〒849-5261 |
佐賀県伊万里市松浦町桃川4430番地1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
2025年(令和7年)3月末に閉校し、伊万里市立小学校2校(大川・松浦)および中学校1校(東陵)の統合により、東陵中学校校地に「義務教育学校東陵学園」が開校する予定である[1]。
概要
編集歴史
編集1874年(明治7年)「山形小学校」を創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは1954年(昭和29年)。2024年(令和6年)に創立150周年を迎えた。
校章
編集校名の頭文字である「松」の文字を図案化したデザインとなっている。
通学区域
編集住所表記で伊万里市松浦町の後に「提川(さげのかわ)、中野原、桃川、山形(以下の字:東分、上原、下分、下平、梅岩、岳坂、村分、藤川内、久良木、宿分、上分、中通、金石原)」が続く地域[2]。
沿革
編集- 1874年(明治7年)5月[注釈 1] - 山形村に「山形小学校」が開校。
- 1875年(明治8年)- 山形村の4か所(中野原、桃川、堤川、藤川内)に小学校が創立。
- 1884年(明治17年)- 山形村の小学校が統合され、「公立中等迎陽小学校」に改称。桃川と中野原に分校を設置。
- 1886年(明治19年)
- 小学校令の施行により、尋常科(4年制)を設置の上、「尋常迎陽小学校」に改称。
- 火災で校舎を焼失。
- 1888年(明治21年)
- 6月 - 分校2校が分離の上、「尋常桃川小学校」・「尋常中野原小学校」として独立[4]。
- この年 - 校舎が再建される。
- 1889年(明治22年)- 町村制の施行により、松浦村立の小学校となる。
- 1892年(明治25年)4月 - 「迎陽尋常小学校」に改称。
- 1897年(明治30年)4月 - 桃川尋常小学校・中野原尋常小学校を統合の上、「松浦尋常高等小学校」に改称。
- 1907年(明治40年)- 小学校令改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される。
- 1926年(大正15年)- 講堂が完成。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「松浦村国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制)の実施により、国民学校初等科が「松浦村立松浦小学校」に改組・改称。
- 1950年(昭和25年)- 給食室が完成[5]。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 町村合併により、伊万里市が市制施行。これにより「伊万里市立松浦小学校」(現校名)に改称。
- 1962年(昭和37年)4月1日 - 特殊学級を設置[6]。
- 1961年(昭和36年)- 完全給食を実施[5]。
- 1975年(昭和50年)- 創立100周年記念事業として学校南側山腹に運動公園が完成。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 中学校の統合により、伊万里市立東陵中学校校区となる。
- 2025年(令和7年)3月31日 - 閉校(予定)[1]。
主な進学先
編集中学校区は伊万里市立東陵中学校。
アクセス
編集- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 昭和自動車「松浦支所前」バス停留所
- 最寄りの幹線道路
- 国道498号 「松浦町下平」交差点
周辺
編集参考資料
編集- 「伊万里市史 教育・人物編」(2003年(平成15年)3月31日発行, 伊万里市)p.372 - p.374