仲俣汐里
仲俣 汐里(なかまた しおり、1992年〈平成4年〉7月25日 - )は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーである。ワタナベエンターテインメントに所属していた。スイス生まれ[1]、東京都出身。早稲田大学本庄高等学院卒業、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
プロフィール | |
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愛称 | しおりん、なかまったー |
生年月日 | 1992年7月25日 |
現年齢 | 32歳 |
出身地 |
日本・東京都 ( スイス生まれ[1]) |
血液型 | A型 |
公称サイズ(2010年9月時点) | |
身長 / 体重 | 150 cm / ― kg |
活動 | |
デビュー | 2010年6月19日 |
ジャンル | アイドル |
備考 |
元AKB48 (10期研究生→チーム4→チームA) |
モデル: テンプレート - カテゴリ |
略歴
編集2010年
- 3月、『AKB48 第七回研究生(10期生)オーディション』に合格し、研究生候補になる[要出典]。
- 6月12日、第4回セレクション審査に合格し、研究生になる。
- 6月19日、『チームB 5th Stage「シアターの女神」』公演にて北原里英のアンダーとしてAKB48劇場公演デビュー[1]。
- 9月30日、第5回セレクション審査に合格。
2011年
- 2月12日、チーム研究生公演にて、早稲田大学政治経済学部経済学科に合格(附属校からの内部推薦)したことを発表[2]。同時に10期生初の正式メンバーへの昇格が発表された(この時点では昇格先未定)。公演の際に広報により朗読された総合プロデューサー・秋元康直々の手紙曰く「AKBと受験勉強の両立は本当に大変だったと思います。(中略)君の頑張りは、AKBのメンバーに一番大切な事だと思うので、その努力を讃え(同日付で)正規メンバーに昇格とする」[3]。
- 6月6日、東京ドームシティホールで開催された『「見逃した君たちへ」〜AKB48グループ全公演〜』・ひまわり組 1st Stage「僕の太陽」公演においてチーム4へ正式に昇格することが発表された[4]。
2012年
- 3月2日、Google+の秋元康の投稿においてぐぐたす選抜が発表され、ぐぐたす選抜入りを果たす。
- 3月25日、コンサート『業務連絡。頼むぞ、片山部長! inさいたまスーパーアリーナ』の3日目の公演においてワタナベエンターテインメントへの移籍打診があったことが発表された[5][6]。
- 8月24日、『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』初日公演において、チーム再編に伴うチームAへの異動とチーム4の消滅が発表される[7]。
- 11月1日、チームAに異動。
- 11月5日、AKSからワタナベエンターテインメントへ移籍[8]。それと同時に、TBSの平日情報番組『ひるおび!』で ひるおび!天気キャスターデビューした。
2013年
- 9月9日、チームA公演「仲俣汐里生誕祭」において卒業することを発表した[9][10]。
- 9月15日、卒業公演を実施[9][10]。
- 9月23日、この日に開催された「恋するフォーチュンクッキー」握手会をもってAKB48を卒業、芸能界引退[9][10]。
- 9月25日、ワタナベエンターテインメント公式サイトからプロフィールが削除されるとともに、公式ブログも開始から4か月で閉鎖された。
2018年
- 4月18日、AKB48劇場で行われた特別公演「市川美織 AKB48劇場 ラストアイドル公演〜今が旬!秋葉原発祥フレッシュレモン、出荷します〜」のアンコールで、卒業以来初めて公の場に登場し、一部の楽曲に参加した[11]。
2022年
人物
編集- メンバー内でも小柄で童顔ということもあり、高校2年生まで、バス運賃の支払の際に「子供料金じゃなくていいの?」と言われたほど。本人としては「嬉しいような、嬉しくないような」だったとのこと[13]。
- 人の顔と名前を覚えるのが特技[14]。
- 長所は、社交的なところ。短所は、ボケている時があるところ[15]。
- 趣味は、食べること[15]と散歩[14]。
- 好きな食べ物は、たくあんなどの漬け物、しらす。味の付いていない海苔をおやつ代わりに食べるという。パンが好きで、買ったものを写真に収めたり、作ることも特技としている[14]。嫌いな食べ物は特にない[13]。
- 憧れの女性アーティストは、AAAの宇野実彩子である。「AAAの宇野さんかわいすぎて」「パフォーマンス素晴らしい」「宇野さんみたく大人可愛くなりたい」と 自身のGoogle+上で述べている[16]。
- 好きな男性のタイプは、大らかな人[15]。
AKB48
編集- キャッチフレーズは「みーんな仲間だ、なかまったー!」。考案したのは、研究生時代のダンス講師である梅田悠(元SDN48)[17]。
- 佐藤夏希とは、同じ中学校出身[1]。
- 10期生では最年長、2010年12月8日以降自身の昇格決定まではチーム研究生全体でも最年長だった[注 1]。戸賀崎智信によると、オーディションに合格した理由は「チームは頭が良くないと、まとめられない」ため「リーダー候補として」の採用、とのこと[14]。
- ファンからは、愛称の「なかまったー」とジャガイモをもじって「じゃがまったー」とも呼ばれていた[13]。
- AKB48は、自分にとって「夢の入り口」、他メンバーは、同期、先輩含め全員ライバルで「いつかやっぱ先輩も越えられるようにしないと、全然自分は出て行けなくなっちゃう」と考えている[13]。将来の夢はリポーターだった[14]。
- ダンスが苦手で、公演曲の振り入れもなかなか覚えられないとのこと[13]。
- 前述の大場美奈卒業コンサート出演時、仲俣は既に芸能界を離れており、大場は仲俣への連絡先を把握しておらず、市川美織を通じて連絡を取ったという[18]。
AKB48在籍時の参加曲
編集シングルCD選抜曲
編集- 「チャンスの順番」に収録
- フルーツ・スノウ - 「チーム研究生」名義
- 「桜の木になろう」に収録
- 黄金センター - 「チーム研究生」名義
- 「Everyday、カチューシャ」に収録
- 人の力 - 「アンダーガールズ」名義
- アンチ - 「チーム研究生」名義
- 「風は吹いている」に収録
- Vamos - 「アンダーガールズ ばら組」名義
- 蕾たち - 「チーム4+研究生」名義
- 「上からマリコ」に収録
- 走れ!ペンギン - 「チーム4」名義
- 「GIVE ME FIVE!」に収録
- ユングやフロイトの場合 - 「スペシャルガールズC」名義
- 「真夏のSounds good !」に収録
- ぐぐたすの空
- 「ギンガムチェック」に収録
- あの日の風鈴 - 「ウェイティングガールズ」名義
- 「UZA」に収録
- 孤独な星空 - 「チームA」名義
- 「永遠プレッシャー」に収録
- 私たちのReason
- 「So long !」に収録
- Ruby - 「篠田TeamA」名義
- 「さよならクロール」に収録
- イキルコト - 「Team A」名義
アルバムCD選抜曲
編集その他の参加曲
編集- シングルCD「初恋は実らない」 (おじゃる丸シスターズ名義、2011年5月11日発売)
劇場公演ユニット曲
編集- ロッカールームボーイ
- ロマンスかくれんぼ(前座ガール)
- ロッカールームボーイ※
- ※北原里英のアンダー
- ミニスカートの妖精(前座ガールズ)
- 炎上路線※
- ※指原莉乃のアンダー
- 檸檬の年頃(前座ガールズ)
- 制服レジスタンス※
- ※板野友美のアンダー
- 向日葵
出演
編集→AKB48のコンサート、およびグループとしての出演(CM・イベント含む)については「AKB48の出演一覧」を参照
テレビドラマ
編集- マジすか学園2 第8話 - 最終話(2011年6月3日 - 7月1日、テレビ東京) - 仲俣 役
- マジすか学園3 第8話(2012年9月7日、テレビ東京) - 女囚 役
- So long ! 第1話(2013年2月11日、日本テレビ)
情報番組
編集ラジオ
編集- カケダセ!(2011年4月2日 - 2012年3月17日、NHKラジオ第1・NHKワールド・ラジオ日本)※レギュラー出演
- ハイタッチ!(2012年12月21日 - 、RKBラジオ)※準レギュラー出演
- リッスン? 〜Live 4 Life〜(2013年3月5日、5月29日、文化放送)
ネット配信
編集- 森永卓郎のBLOGOS経済塾(2011年12月21日 - 、BLOGOS) - レギュラー生徒役として出演
イベント
編集- 仲俣汐里とゆる〜く経済について語る会(2012年3月2日、AKB48 CAFE&SHOP AKIHABARA シアターエリア)
書籍
編集雑誌連載
編集新聞連載
編集- 静岡新聞(2013年1月26日 - 4月20日) - 若者向けの紙面「Junior Journal@Shizuoka」内に連載(第2・4土曜日)。
単行本
編集- AKB48でもわかる経済の教科書(2012年6月13日、青志社、菅下清廣との共著)ISBN 9784905042501
カレンダー
編集- 仲俣汐里 2012年カレンダー(2011年11月19日、ハゴロモ)
- 卓上 仲俣汐里 2013年カレンダー(2012年12月7日、ハゴロモ)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “AKB48・仲俣汐里、早大合格…最難関・政経学部”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2011年2月13日). オリジナルの2011年4月29日時点におけるアーカイブ。 2011年2月27日閲覧。
- ^ 『週刊AKB』2011年3月25日付放送分
- ^ 「チーム4発足」 - AKB48オフィシャルブログ(2011年6月7日)
- ^ “メンバー15人の移籍先事務所発表”. Nikkan Sports News (2012年3月25日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ “AKB横山&SKE松井玲奈ら15人が所属事務所移籍へ”. オリコン (2012年3月26日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ 組閣後新体制 - AKB48オフィシャルブログ 2012年8月24日
- ^ ワタナベエンターテインメント取締役 大澤剛の投稿 - Google+(2012年11月5日)
- ^ a b c 湯浅支配人のGoogle+投稿(2013年9月9日閲覧)
- ^ a b c “AKB仲俣が卒業発表「違う夢ができた」”. 日刊スポーツ(日刊スポーツ新聞社). (2013年9月9日) 2013年9月9日閲覧。
- ^ “市川美織AKB劇場に別れ「みんなに負けないよう」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年4月18日) 2018年4月19日閲覧。
- ^ “SKE48大場美奈、卒コン3days幕開け AKB48時代の盟友が登場 引退した“若女将”島田晴香さんも”. オリコンニュース. (2022年4月1日) 2022年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e AKB48 DVD MAGAZINE VOL.5『AKB48 19thシングル選抜「じゃんけん大会」』「51のリアル〜Bブロック編」仲俣汐里のリアル
- ^ a b c d e 『FLASH』増刊「まるっとAKB48スペシャル」(光文社) 2011年5月1日[要ページ番号]
- ^ a b c 『AKB48 じゃんけん選抜公式ガイドブック』(講談社)[要ページ番号]
- ^ “仲俣汐里のGoogle+ぐぐたすアーカイブ - 2012年2月25日”. ArKaiBu Project48. 2013年12月14日閲覧。
- ^ 仲俣汐里 Archived 2012年2月20日, at the Wayback Machine. - Google+(2012年1月2日)
- ^ 「島崎遥香ら卒業生17人集結、4公演で124曲 SKE48大場美奈が卒コンで見せた人脈力」『J-CASTニュース』2022年4月4日。2024年3月8日閲覧。
- ^ 【更新】TBS「ひるおび」お天気コーナー出演情報 - Watanabe Girls Information Blog(ワタナベエンターテインメント) 2012年11月3日
外部リンク
編集- オフィシャルブログ「おまめのぶろぐ」 - 公式ブログ(アーカイブ版)