代議院 (イタリア)
イタリアの下院議会
代議院(だいぎいん、イタリア語: Camera dei Deputati)は、イタリア共和国の議会を構成する議院のひとつで、下院に相当する。任期は5年。
イタリアの議会 代議院 (だいぎいん) Camera dei Deputati | |
---|---|
種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | |
構成 | |
定数 | 400 |
院内勢力 | |
選挙 | |
前回選挙 | 2022年9月25日 |
議事堂 | |
イタリア、ローマ モンテチトーリオ宮殿 北緯41度54分5秒 東経12度28分43秒 / 北緯41.90139度 東経12.47861度 | |
ウェブサイト | |
La Camera dei Deputati |
選挙制度
編集2017年10月、ポピュリズム政党である「五つ星運動」が過半数を制する事態が懸念されたことを背景に、プレミアム制を柱とする選挙制度は廃止され、小選挙区比例代表並立制に改正された。また、2020年に実施されたイタリア共和国憲法第56条、57条、59条の改正で、定数が630(国内選挙区618、国外在住者選挙区12)から400に削減された[1]。
旧選挙制度(2005-2017年)
編集- 拘束名簿式比例代表制 - ヴァッレ・ダオスタ州選挙区・国外在住者選挙区を除く26選挙区
プレミアム制
編集小党乱立の事態を避ける目的で、選挙の結果第1党が過半数を獲得できなくても自動的に過半数勢力を与える制度。まず政党及び政党連合の全国得票で配分議席(ヴァッレ・ダオスタを除いた26選挙区617議席)を決定するが、最多得票政党(または候補者名簿連合)の獲得議席が340議席に達しなかった場合、340議席を配分される。残りの277議席を2位以下の政党及び政党連合にヘアー式最大剰余方法で配分する[2]。
代議院選挙
編集- 第1回 - 1948年4月18日
- 第2回 - 1953年6月7日
- 第3回 - 1958年5月28日
- 第4回 - 1963年4月28日
- 第5回 - 1968年5月19日
- 第6回 - 1972年5月7日
- 第7回 - 1976年6月20日
- 第8回 - 1979年6月3日
- 第9回 - 1983年6月26日
- 第10回 - 1987年6月14日
- 第11回 - 1992年4月5日
- 第12回 - 1994年3月27日
- 第13回 - 1996年4月21日
- 第14回 - 2001年5月13日
- 第15回 - 2006年4月9〜10日
- 第16回 - 2008年4月13〜14日
- 第17回 - 2013年2月24日〜25日
- 第18回 - 2018年3月4日
- 第19回 - 2022年9月25日
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Italians back referendum to reduce size of Parliament by a third”. ABC News. ABC. (2020年9月22日) 2020年9月24日閲覧。
- ^ a b 国立国会図書館政治議会課 三輪和宏<資料>諸外国の下院の選挙制度 (PDF) 、国立国会図書館『レファレンス』2006年12月号
関連項目
編集外部リンク
編集- La Camera dei Deputati(公式サイト)