仏果山(ぶっかさん)は、丹沢山地の東部に位置する標高747mの山。神奈川県愛甲郡愛川町と愛甲郡清川村の境界線上にあり、清川村側は神奈川県立丹沢大山自然公園に指定されている。郷土富士のひとつで、半原富士(はんばらふじ)ともいう。

仏果山

高取山展望台から望む仏果山(2007年4月撮影)
標高 747.1 m
所在地 神奈川県愛甲郡清川村、愛甲郡愛川町
位置 北緯35度31分02秒 東経139度15分40秒 / 北緯35.51722度 東経139.26111度 / 35.51722; 139.26111
山系 丹沢山地
種類 山塊
プロジェクト 山
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神奈川県道64号伊勢原津久井線、仏果山登山口バス停のすぐ横にある大棚沢広場駐車場。満車になっていることがあるが、一時的に駐車する人が多く回転が速いので簡単に駐車できる。トイレは無い。夜間は施錠され車両の出入り不能。
宮ヶ瀬湖と紅葉の仏果山。右の橋は大棚沢橋。(2008年11月撮影)
仏果山登山口バス停。バス便は一時間に1~2本程度。

概要

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標高が低く、登山道がよく整備されていて家族連れなどでも登りやすい山で、1〜2時間程で登山ができ、高取山宮ヶ瀬ダムにかけてのハイキングコースとして知られている。また頂上には展望台(高さ13m)が設置してあり、そこからは東丹沢関東平野が一望できる。

仏果山の周辺には高取山 (706m) や経ヶ岳 (633m) などの山が位置し、西麓には宮ヶ瀬湖、南麓には宮ヶ瀬ダムがある。

主な登山ルート

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太字は登山口

登山口へのアクセス

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  • 宮ヶ瀬側 本厚木駅より「宮ヶ瀬」行のバスに乗車、「仏果山登山口」下車。(バス停周辺にトイレはないので、駅で済ませた方が良い)
  • 半原側 本厚木駅より「厚01半原」行バスに乗車「愛川ふれあいの村、野外センター前」下車。または「厚02半原」行に乗車、「撚糸組合前」下車。

橋本駅 相模原駅 淵野辺駅 上溝駅より田名バスターミナル行に乗車、田名バスターミナルにて「半原」行に乗り換え「撚糸組合前」下車

車の場合、東名高速道路厚木ICより国道129号を北上、3km先の「警察署前」交差点を左折、突当りを右折、道なりに20km直進。宮ヶ瀬湖が見えてから2km先(仏果山登山口バス停付近)左方にある大棚沢広場駐車場(無料)に駐車。

なお、平日のみ宮ヶ瀬ダムの駐車場にも駐車できるが、開門時間が午前9時であるため、早めに登山をする場合、大棚沢広場駐車場に駐車する者もいるようである。

山名の由来

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室町時代のはじめ、清川村煤ヶ谷(すすがや)にある正住寺を開いた仏果禅師がこの山で座禅修業をしたことが、山名の由来とされている。仏果禅師が座禅をしたといわれる座禅石は、かつて仏果山の南東麓にあったが、その周辺が採石場となったため、2001年土山峠近くに移された。

画像

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仏果山からの眺望

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関連項目

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外部リンク

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