今井詔二
日本の脚本家
来歴・人物
編集小学生の時から脚本家志望だったという[1]。東京都立墨田川高等学校卒業[1]。大学浪人中にシナリオ研究所へ通い始め、そこの講師だったジェームス三木と知り合い、その縁で1974年、22歳の時に『白い滑走路』(TBS系列、第7話 ジェームス三木との共作)で脚本家デビュー[1]。その後映画監督・山本邦彦の内弟子となり、1976年スタートのテレビドラマ『新・二人の事件簿 暁に駆ける』(大映テレビ、朝日放送 他)で脚本家として一本立ち[1]。その後『はみだし刑事情熱系』、『こちら第三社会部』、『天罰屋くれない 闇の始末帖』のメインライターをつとめ、2時間ドラマでは数多くのシリーズを持つなど活動していた。いずれも名字の「今」の字は、「ラ」がクレジット表記されることが多いが、本来は「テ」である。
作品
編集テレビ・映画
編集- 白い滑走路(1974年)
- 赤い絆(1977年 - 1978年)
- 明日の刑事(1977年 - 1979年)
- 人はそれをスキャンダルという(1978年)
- コメットさん(1978年 - 1979年)
- 気になる天使たち(1981年)
- ときめきトゥナイト(1982年 - 1983年)※アニメ作品
- セーラー服と機関銃(1982年)
- 噂のポテトボーイ(1983年 - 1984年)
- 胸キュン探偵団(1983年)
- 禁じられたマリコ(1985年 - 1986年)
- 魔法のアイドルパステルユーミ(1986年)※シリーズ構成のみで、執筆には関わっていない。
- オレの息子は元気印(1987年)
- ヘヴィ(1990年)
- 検事・若浦葉子(1991年)
- 本当にあった怖い話(1992年)
- 法医学教室の事件ファイル(1992年 - )
- 運命の森(1994年)
- 八神くんの家庭の事情(1994年 - 1995年)
- はみだし刑事情熱系(1996年 - 2004年)パート7を除く
- 検察事務官小錦ヤエ子(1997年 - 1998年)
- 京都始末屋事件ファイル(1999年)
- 別れる2人の事件簿(2000年)
- 水戸黄門(2000年)
- 巡査鉄兵の推理日誌(2000年 - 2001年)
- 外科医零子(2001年 - 2006年)
- ざこ検事 潮貞志の事件簿(2002年 - 2005年)
- 火災調査官・紅蓮次郎(2003年 - )
- 仮面ライダー剣(2004年)※前半メインライター
- さくら署の女たち(2007年)
- 弁天祐美子法律事務所(2007-2009年)
- 緑川警部シリーズ(2009年 - 2012年)