人民集団軍
人民集団軍(じんみんしゅうだんぐん)は、連合軍軍政期の北朝鮮地区の防衛組織。保安幹部訓練大隊の後身であり、朝鮮人民軍の前身である。
概要
編集1947年5月17日、保安幹部訓練大隊は「人民集団軍」に改組拡充された。司令官は保安幹部訓練大隊司令官だった崔庸健である。解放後、朝鮮半島に登場した初の「軍」である。
対戦車砲が装備されるなど、「軍」たるにふさわしい本格的な増強が図られた。
編成
編集- 総司令部
- 司令部本部
- 第1師団(价川)
- 第2師団(羅南)
- 第3独立混成旅団(平壌)
- 警備連隊
- 飛行連隊
- 中央病院
- 中央保安幹部学校、平壌学院
- 司令部本部
参考文献
編集- 塚本勝一『北朝鮮 軍と政治』原書房、2000年