京都府道104号高野修学院山端線
京都府の道路
京都府道104号高野修学院山端線(きょうとふどう104ごう たかのしゅうがくいんやまばなせん)は、京都府京都市左京区を通る一般府道である。
一般府道 | |
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京都府道104号 高野修学院山端線 一般府道 高野修学院山端線 | |
制定年 | 1959年(昭和34年)京都府認定 |
起点 | 京都府京都市左京区田中上古川町【北緯35度2分26.5秒 東経135度46分58.0秒 / 北緯35.040694度 東経135.782778度】 |
終点 | 京都府京都市左京区山端川端町【北緯35度3分4.3秒 東経135度47分21.7秒 / 北緯35.051194度 東経135.789361度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道367号 京都府道103号上賀茂山端線 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集京都市街地北東部の左京区にあり、コの字型のコースになっている。
路線データ
編集- 起点:京都市左京区田中上古川町[1](高野交差点=京都市道181号京都環状線交点、京都市道182号蹴上高野線終点)
- 終点:京都市左京区山端川端町(国道367号交点[1]、京都府道103号上賀茂山端線終点)
- 重要な経過地:なし[1]、
歴史
編集本路線は、田中上古川町から府道京都大原今津線(現在の国道367号の一部)を連絡する路線として、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づいた京都府の一般府道として1959年(昭和34年)に初めて認定した282路線のうちの1つである[2]。
年表
編集路線状況
編集北大路通、白川通、北山通は都市計画道路[3]として広幅な道路に整備されているが、これ以外は生活道路となっている。また、沿線には紅葉の名所として著名な詩仙堂や曼殊院がある[4]ため、秋には特に混雑する。
通称
編集- 北大路通
- 起点から白川通までの通り名。全線が京都市道182号蹴上高野線と重複しているが、京都市道が主要地方道であるため、一般府道である本路線を地図上に示す表記がない[5]。
- 白川通
- 白川通北大路交差点からわずかに重複する。交差点で右折して南行する京都市道182号蹴上高野線に対して本路線は左折して北行するが、すぐに右折して東側を並走するように北上する。修学院道として再び交差する。
- 曼殊院道
- 一乗寺下リ松町から一乗寺稲荷町にかけての通り名。曼殊院道は本来東西の通りであるが、当区間のみ南北方向に通っている。交差する南端の角には一乗寺跡があり、当地には4代目の一乗寺下り松がある[6]。
- 修学院道
- 修学院犬塚町から山端川原町にかけての通り名[7]。
- 北山通
- 山端川原町から終点にかけての通り名。
重複区間
編集- 京都市道182号蹴上高野線(京都市左京区田中上古川町・高野交差点(起点) - 京都市左京区一乗寺木ノ本町・白川通北大路交差点)
地理
編集沿線には一乗寺地区を中心に神社・仏閣や歴史的建造物が散在[8]し、修学院地区には離宮など、京都観光拠点のひとつとなっている。
通過する自治体
編集交差する道路
編集交差する道路 | 交差する場所 | |
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京都市道181号京都環状線 / 北大路通・東大路通 京都市道182号蹴上高野線 重複区間起点 |
田中上古川町 | 高野交差点 / 起点 |
京都市道182号蹴上高野線 / 北大路通・白川通 重複区間終点 | 一乗寺木ノ本町 | 白川通北大路交差点 |
国道367号 / 川端通 京都府道103号上賀茂山端線 / 北山通 |
山端川端町 | 終点 |
交差する鉄道
編集沿線
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d “府道路線の認定に関する告示の一部改正(平成6年4月1日京都府告示第280号2)”, 京都府公報 (京都府) 号外第31号: pp. 2-9, (1994年4月1日)
- ^ a b “府道路線の認定(昭和34年12月18日京都府告示第858号)”, 京都府公報 (京都府) 号外: pp. 13-21, (1959年12月18日)
- ^ 「用途地域検索」京都市。2012年8月26日閲覧。
- ^ 「紅葉の名所案内 2011」京都新聞。2012年8月26日閲覧。
- ^ 『スーパーマップルデジタル13』昭文社、2012年7月26日。
- ^ 「京都観光Navi:一乗寺下り松」京都市産業観光局観光MICE推進室。2012年8月26日閲覧。
- ^ 「京都市認定路線網図提供システム」京都市。2012年8月26日閲覧
- ^ 「一乗寺界わい」おこしやす左京。2012年8月26日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 京都市左京土木事務所(京都市左京区の区間の道路管理者)