享栄高等学校

名古屋市瑞穂区の私立高等学校
享栄高校から転送)

享栄高等学校(きょうえいこうとうがっこう)は、愛知県名古屋市瑞穂区汐路町一丁目にある私立高等学校

享栄高等学校
地図北緯35度08分11秒 東経136度56分16秒 / 北緯35.136444度 東経136.937722度 / 35.136444; 136.937722座標: 北緯35度08分11秒 東経136度56分16秒 / 北緯35.136444度 東経136.937722度 / 35.136444; 136.937722
過去の名称 享栄学校
享栄貿易学校
享栄商業学校
享栄女子商業学校
享栄商業高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人愛知享栄学園
校訓 誠実で信頼される人に
設立年月日 1915年大正4年)6月1日
創立者 堀栄治
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
商業科
機械科
学期 3学期制
学校コード D123310000221 ウィキデータを編集
高校コード 23507F
所在地 467-8626
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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享栄高等学校の位置(愛知県内)
享栄高等学校
愛知県における享栄高校の位置

沿革

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  • 1913年6月 - 堀栄二、英習字簿記学会を創立。
  • 1915年4月 - 享栄学校認可。
    • 認可当時の名古屋市長阪本釤之助が、堀に贈った「有陰徳者必享其栄(陰徳有る者必ず其の栄を享く)」から享栄という校名となる。
  • 1918年10月 - 実業学校令による乙種認可校となり、「享栄貿易学校」と校名変更。
  • 1925年4月 - 実業学校令による甲種商業学校に昇格、享栄商業学校と校名変更。
  • 1944年4月 - 享栄女子商業高校に校名変更。
  • 1948年4月 - 学制改革により享栄商業高等学校として新発足。
  • 1951年3月 - 学校法人享栄学園となる。
  • 1962年4月 - 工業課程(機械科・工業経営科)新設。
  • 1967年10月 - 享栄商業高等学校が「享栄高等学校」に校名変更。
  • 1968年3月 - 工業経営科を廃止し4月より普通科新設。
  • 1971年2月 - 通信制課程(商業科)増設認可。
  • 1983年4月 - 享栄高等学校栄徳分校開校。
  • 1985年4月 - 栄徳分校が栄徳高等学校として独立。
  • 1988年4月 - 享栄高等学校、総合制・男女共学制になる。
  • 2005年3月 - 通信制課程廃止認可。
  • 2014年4月 - 法人再編[1]に伴い運営者が愛知享栄学園に変更。

歴代校長

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  • 初代 - 堀 栄二(1913年 〜 1946年)
  • 2代 - 堀 敬文(1946年 〜 1965年)
  • 3代 - 早川 甚三(1965年 〜 1976年)
  • 4代 - 荒井 善男(1976年 〜 1978年)
  • 5代 - 堀 敬文(1978年 〜 1981年) → 享栄高等学校栄徳分校校長 現在の栄徳高等学校
  • 6代 - 青山 米男(1981年 〜 1984年)
  • 7代 - 杉山 英夫(1984年 〜 1994年)
  • 8代 - 濱嶋 眞(1994年 〜 1998年)
  • 9代 - 近藤 謙二(1998年 〜 2001年)
  • 10代 - 堀 敬史(2001年 〜 2002年)
  • 11代 - 澤田 富雄(2002年 〜 2006年)
  • 12代 - 堀 敬史(2006年 〜 2008年)
  • 13代 - 長谷川 信孝(2008年 〜 2012年)
  • 14代 - 南保 眞一(2012年 〜 2013年)
  • 15代 - 長谷川 信孝(2013年 〜 2022年)
  • 16代 ‐ 尼子 理志 (2022年 ~ 現在)

設置学科

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現在の学科・コース

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特進クラス

3か年同一クラス。

  • CP(コアプロ)コース -難関大学を目指すコース。
総合クラス

1年は共通。2年進級時に再選択。

普通科

C(コア)コース‐大学や短期大学、専門学校への進学を目指すコース。

商業科

  • IA(アイエィ)コース‐情報技術に関する知識と技術を学ぶIP(アイピー)専攻とCGの知識と技術を学ぶCG(シージー)専攻がある。
  • BZ(ビズ)コース-簿記、ビジネスマナーに加え、デザイン基礎について学ぶCD(シーディ)専攻と卒業後の就職で活躍するための実務能力を身に付けるPB(ピービ―)専攻がある。

機械科

  • MS(マイスタ)コース‐機械の専門教科に重点を置いたコース。
  • IT(アイティ)コース‐機械のコンピュータ技術について学習するコース。

学校行事

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新入生野外合宿(1年生)
毎年、岐阜県高山市文部科学省所管独立行政法人国立青少年教育振興機構国立乗鞍青少年交流の家にて2泊3日の野外合宿が行われる。
普通科特進コース
選抜躍進コースは愛知県内で学習合宿が行われる。
土曜セミナー(自由参加)
年間に5回土曜日に行うセミナーで教員・生徒・保護者・一般から講師を集い多種類のセミナーを開催する行事。
映画鑑賞会(全学年)
毎年、5月頃に行われる鑑賞会で演劇鑑賞会と同じく、日本特殊陶業市民会館にて上映する。
街美清掃ボランティア(自由参加)
毎年、5月頃に行う行事で昭和ライオンズクラブが主催する清掃ボランティアで瑞穂区・昭和区の学校周辺を清掃していく行事。
球技大会(全学年)
毎年、7月頃に始める球技大会でクラス対抗で戦う。
修学旅行(2年生)
享栄祭(全学年)
  • 文化祭は2日間で模擬店は3年生のみで1・2年生は教室にてクラス企画を行う。
  • 体育祭は享栄高等学校から近い、瑞穂運動場のグラウンドにて行う[注釈 1]
演劇鑑賞会(全学年)
毎年、11月頃に行われる鑑賞会で映画鑑賞会と同じく、日本特殊陶業市民会館で上演する。
予餞会(全学年)
毎年、3年生を送る会を日本特殊陶業市民会館にて行う行事。
卒業式(3年生)
毎年、2月頃に行われる行事で予餞会と同じく、名古屋市公会堂で行う。

生徒会執行部

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2024年令和6年)01月現在。
  • 会長(1名)
  • 副会長(2名)
  • 書記(2名)
  • 会計(1名)
  • 常任委員長(厚生・文化・風紀・運動)(各1名ずつ)
  • 実行委員(十数名)

部活動

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主な実績

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運動クラブ

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文化クラブ

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同好会

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運動系同好会

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文化系同好会

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学校周辺

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交通アクセス

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著名な出身者

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プロ野球選手

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伊藤茂と滝野通則は発足間もない大阪タイガースとの契約を破棄して法政大に進学したため、プロ選手としての出場歴はない[2]。滝野は1948年昭和23年)に兵庫県立芦屋高等学校野球部監督として夏の甲子園に出場、1950年(昭和25年)にプロ野球審判員となった[3]

プロボクサー

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その他のスポーツ選手

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その他

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享栄学園グループ

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学校法人愛知享栄学園(当校を運営する学校法人)
学校法人鈴鹿享栄学園
学校法人享栄学園

脚注

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注釈

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  1. ^ 1992年 - 1994年わかしゃち国体ならびにその準備で瑞穂運動場が使えなかったので体育祭は中止された。
  2. ^ 野球部の練習グラウンドはかつて八事球場(名古屋市昭和区に在った)を借用しており、その後栄徳高等学校長久手市)に隣接する場所に整備していたが、名古屋瀬戸道路の建設に伴い瀬戸市台六町に移転した。
  3. ^ 本校の校歌の歌詞に「瑞穂ヶ丘」「八事の山」と出てくるが、本校近くの山崎川はその両方を隔てるように流れる。

出典

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関連項目

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外部リンク

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