井ノ部康之(いのべ やすゆき、1940年4月23日 - )は、日本の小説家である。福井県議会議員の井ノ部航太は長男(電通に勤務経験あり)。

1940年(昭和15年)、福井県大野市に生まれる。福井県立大野高校卒業後、東北大学文学部美学美術史学科卒業。図書編集者の後、テレビの構成作家となり、ドキュメンタリー番組スポーツ番組ワイドショー番組などの台本を多数執筆。1993年には「雪炎・星と語る男たち」でギャラクシー選賞を受賞。近年は小説ノンフィクションの執筆に専念している。主な作品は、千家三部作「千家再興」、「千家奔流」、「千家分流」(読売新聞社)。2020年には齢80にして、「白嶺の金剛夜叉 山岳写真家 白籏史郎」(山と渓谷社)を上梓した。

主な著作

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  • 『大仏殿炎上』(小学館
  • 『琵琶湖炎上』(小学館
  • 『利休遺偈』(小学館
  • 『千家再興』(読売新聞社
  • 『千家奔流』(読売新聞社)
  • 『千家分流』(読売新聞社)
  • 『一乗谷炎上・信長と朝倉義景』(幻冬舎
  • 『雪炎・富士山最後の強力伝』(山と渓谷社

関連項目

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外部リンク

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