亀石倫子
亀石 倫子(かめいし みちこ、1974年〈昭和49年〉6月22日[1] - )は、日本の弁護士[2]。「LEDGE」代表[3]。
かめいし みちこ 亀石 倫子 | |
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生誕 |
1974年6月22日(50歳) 日本 北海道小樽市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京女子大学文理学部英米文学科卒業 大阪市立大学法科大学院修了 |
職業 | 弁護士 |
公式サイト | プロフィール |
来歴・人物
編集北海道小樽市生まれ[2]。北海道小樽潮陵高等学校卒業[4]。1997年、東京女子大学文理学部英米文学科卒業後、NTTドコモ北海道に入社[5]。2000年12月、同僚との結婚を機に退職。夫の勤務する大阪府に移った[6][7]。
2005年、大阪市立大学法科大学院入学[2]。2008年、司法試験合格[8]。2009年(平成21年)、大阪弁護士会に弁護士登録[2](新62期)。2016年、「法律事務所エクラうめだ」を開設[2]。
2014年、クラブで客にダンスをさせる営業をめぐる風営法違反事件を担当。この事件は2016年、最高裁判所で無罪が確定した[9][10]。
2017年、裁判所の令状がないにもかかわらずGPS(全地球測位システム)を使った警察の捜査について最高裁判所が違法とした刑事裁判で主任弁護人を務めた。同判決を「違法捜査を抑止する上で画期的な判断」と表現している[11][2][12]。2017年時点において、コメンテーターとしてテレビの情報ワイド番組に多数出演している[13]。
2019年7月の参議院議員選挙で、立憲民主党公認で大阪府選挙区(改選数4)から立候補した[14][15][16]。投開票の結果356,177票獲得したが、6位で落選した[17]。その後、立憲民主党を離党していることを明らかにしている[18]。
2021年6月16日、裁判官訴追委員会は、岡口基一裁判官が行ったSNSの投稿をめぐり、岡口の罷免を求めて裁判官弾劾裁判所への訴追を行うと決定した[19]。同年7月29日、岡口の職務停止が決定[20]。亀石、社会学者の千田有紀ら5人は、弁護団をサポートするためのクラウドファンディングをCALL4を通じて立ち上げた。寄付は2023年7月時点で目標額の100万円を突破した[21]。
同年7月10日、一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事の能條桃子ら19〜25歳の男女6人が、選挙に立候補できる年齢が25歳以上か30歳以上に制限されているのは、国民主権などを定める憲法に反するとして、次回統一地方選で被選挙権が行使できることの確認や1人10万円の賠償を国に求め、東京地裁に提訴した[22][23]。主任弁護士は戸田善恭。亀石も弁護団に加わった[24]。同日、戸田、亀石、CALL4代表の谷口太規らは公共訴訟を主体的に担うプロジェクト「LEDGE」を立ち上げた。代表には亀石が就任した。「LEDGE」は第1号ケースとして、当該訴訟をサポートすると発表した[3]。
過去の担当事件
編集出演
編集- サンデーモーニング(TBSテレビ 不定期)
- 報道ランナー(関西テレビ(カンテレ)で平日夕方に放送のニュース・情報ワイド番組。火曜日に不定期で出演)
- ウラのウラまで浦川です(朝日放送ラジオ、2020年10月 - ) - 水曜パートナー
- ポリタスTV(YouTube、2020年9月24日、2021年1月22日)
著書
編集- 刑事弁護人 (講談社現代新書、2019年6月19日)
政策
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “亀石倫子”. 立憲民主党. 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b c d e f “弁護士紹介|法律事務所 エクラうめだ”. 法律事務所 エクラうめだ. 2018年4月22日閲覧。
- ^ a b “日本初の公共訴訟を支える専門家集団「LEDGE」創立”. PR TIMES (2023年7月10日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ “東京潮陵樽中会 6月2日(土)総会・新会員歓迎会にて亀石倫子弁護士(87期)の講演開催”. otaruchouryou.blog45.fc2.com. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “新卒で入った会社のまえとあと / 亀石倫子(弁護士)× 野村和生(フジテレビ)【前編】”. まえとあと (2022年2月7日). 2023年6月29日閲覧。
- ^ “「なぜ犯罪者を守るのか」刑事弁護人に対する“批判”に弁護士・亀石倫子が導き出した“答え”とは”. 文春オンライン. (2021年3月19日) 2021年12月17日閲覧。
- ^ “亀石倫子弁護士が「人生のリセットボタン」を押した理由”. BuzzFeed Japan. 2018年6月29日閲覧。
- ^ “亀石 倫子 Michiko Kameishi|現代ビジネス”. 講談社. 2018年6月29日閲覧。
- ^ かめいし倫子・プロフィール
- ^ 大阪のダンスクラブ無許可営業、元経営者の無罪確定へ 最高裁上告棄却産経新聞「産経ニュース」2016年6月9日
- ^ 産経新聞2015年(平成27年)6月6日朝刊 令状ないGPS捜査「違法」 大阪地裁 初判断、証拠採用せず
- ^ “「GPS捜査」に立ち向かった「チーム亀石」若手弁護士6人、歴史的判決までの軌跡 - 弁護士ドットコム”. 弁護士ドットコム. 2018年6月29日閲覧。
- ^ 夕刊フジ2017年(平成29年)12月23日夕刊 芸能界スキャンダル(5)2017年総まくり 美人弁護士 百花繚乱の功罪
- ^ 産経新聞2018年9月29日朝刊 弁護士の亀石氏、立民が擁立決定 参院選大阪選挙区
- ^ “立憲、亀石倫子弁護士を参院選擁立へ 大阪選挙区”. 朝日新聞 (2018年9月28日). 2018年9月28日閲覧。
- ^ “参院選2019大阪選挙区”. NHK (2019年7月22日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “大阪 選挙区”. 参院選2019 NHK選挙WEB. NHK. 2022年7月11日閲覧。
- ^ 亀石倫子 (2021年12月16日). “本人Twitter”. twitter. 2021年12月16日閲覧。
- ^ 阿部峻介 (2021年6月16日). “仙台高裁判事の罷免を審理へ SNSで不適切投稿:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年6月16日閲覧。
- ^ 岡口判事の職務停止 訴追受け弾劾裁判所 時事通信
- ^ “司法の独立を脅かす岡口裁判官の罷免訴追に反対します!弾劾裁判の弁護団にご支援を”. 特定非営利活動法人CALL4(コールフォー). 2023年7月10日閲覧。
- ^ 金森崇之 (2023年7月10日). “立候補年齢の引き下げ求め、10~20代が提訴 東京地裁”. 毎日新聞. 2023年7月10日閲覧。
- ^ 太田理英子 (2023年7月11日). “「立候補の年齢制限を引き下げて」10〜20代の6人が「被選挙権」求め提訴 選挙権と年齢異なる理由は?”. 東京新聞. 2023年7月12日閲覧。
- ^ a b 谷口太規、井桁大介、亀石倫子、西愛礼、戸田善恭 (2023年7月10日). “訴状”. 特定非営利活動法人CALL4(コールフォー). 2023年7月12日閲覧。
- ^ a b “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
- ^ 2019年7月12日
外部リンク
編集- 弁護士 亀石倫子 (@MichikoKameishi) - X(旧Twitter)
- 亀石 倫子 (@kameishimichiko) - Instagram
- 弁護士紹介 | 大阪梅田の女性弁護士による離婚・男女問題無料相談「法律事務所エクラうめだ」
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