久留米市立図書館
久留米市立図書館(くるめしりつとしょかん)は、福岡県久留米市にある公共図書館。中央図書館、六ツ門図書館、田主丸図書館、北野図書館、城島図書館、三潴図書館からなる[1]。名称を久留米市民図書館としていた時期もある(1978年 - 2005年)[2]。
各館
編集歴史
編集旧西分館
編集旧西分館(久留米市日吉町)の建物は旧第十七銀行久留米支店として竣工した鉄筋コンクリート2階建ての銀行建築であった[3][4]。建築年代は1926年(大正15年)とする資料もあるが[3]、1927年(昭和2年)竣工とする資料もある[4][5]。設計者も松田昌平ともいわれるが定かではない[3]。
合併により福岡銀行三本松支店となった後、1968年(昭和43年)7月に建物を買収して書庫建設と内部改造に着手し(12月竣工)、翌1969年(昭和44年)4月に開館した[2]。久留米市立久留米図書館となっていたが、1978年9月20日の久留米市民図書館開館により、同年11月10日に久留米市民図書館西分館となった[2]。さらに2005年(平成17年)の新久留米市発足に伴う久留米市立図書館への移行により久留米市立中央図書館西分館となった[2]。
2010年(平成22年)8月31日に西分館は閉館[2]。2022年(令和4年)からは和食居酒屋「久留米惣吉」となっている[4]。
なお、当該建物は久留米市文化財保存活用地域計画に基づく歴史的建造物とされ、登録有形文化財(建造物)の登録候補となっている[3]。