久水俊和
日本中世史学者
久水 俊和(ひさみず としかず、1973年 - )は、日本中世史学者。追手門学院大学文学部准教授[1]。専門は、室町時代の朝廷儀礼・公武関係史など。
人物情報 | |
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生誕 | 1973年 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 明治大学大学院 |
学問 | |
研究分野 | 日本中世史 |
研究機関 | 追手門学院大学 |
学位 | 博士(史学) |
学会 |
日本史研究会 国史学会 大阪歴史学会 史学会 中世史研究会 立正大学史学会 駿台史学会 |
来歴・人物
編集北海道生まれ。東北学院高等学校[2]を経て、1997年立正大学文学部史学科卒業。2010年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了 。2010年「室町時代朝廷儀礼における公家と武家」で博士(史学)[3]。明治大学文学部助手、宮内庁書陵部図書課、明治大学文学部助教などを経て、2022年4月より追手門学院大学文学部准教授。
著書・編著・共著
編集単著
編集- 『室町期の朝廷公事と公武関係 (中世史研究叢書 20) 』岩田書院、2011年9月。ISBN 978-4872947052
- 『中世天皇葬礼史 (戎光祥選書ソレイユ第7巻) 』戎光祥出版、2020年4月。ISBN 978-4864033527
- 『中世天皇家の作法と律令制の残像』八木書店、2020年6月。ISBN 978-4840622394
編著
編集- 『室町・戦国天皇列伝』石原比伊呂共編、戎光祥出版、2020年3月。ISBN 978-4864033503
- 『「室町殿」の時代: 安定期室町幕府研究の最前線』山川出版社、2021年12月。ISBN 978-4634152083
- 『足利将軍事典』木下昌規共編、戎光祥出版、2022年1月。ISBN 978-4864034104
共著
編集- 薗部稔, 橋本政宣編『神道史大辞典』(担当:分担執筆, 範囲:塩竈神社・志波彦神社項目)吉川弘文館、2004年7月。ISBN 978-4642013406
- 宮内庁書陵部, 三の丸尚蔵館編『皇室の文庫 書陵部の名品[4]』 (担当:分担執筆, 範囲:平安~南北朝時代写「日本書紀」、「日根野村絵図」、九条政基自筆「政基公旅引付」、後小松天皇宸筆「後小松天皇宸筆御伝授状」) 菊葉文化協会、2010年9月。
- 日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識 第2巻 (ぶい&ぶい新書) 』(担当:分担執筆, 範囲:これぞ本当の”骨肉”の争い―天皇の土葬回帰と「死ぬ天皇」の復活)岩田書院、2017年6月。ISBN 978-4866028033
- 日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識 第3巻 (ぶい&ぶい新書) 』 (担当:分担執筆, 範囲:江戸時代の大嘗祭復興の決め手は裏帳簿)岩田書院、2018年11月。ISBN 978-4866028101
論文
編集脚注
編集- ^ “教員情報 - 久水 俊和 | 追手門学院大学”. www.gyoseki.otemon.ac.jp. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “2021年9月15日発行(第765号)|東北学院時報”. jihou.tohoku-gakuin.jp. 2023年9月16日閲覧。
- ^ 久水, 俊和「室町時代朝廷儀礼における公家と武家」『(No Title)』。
- ^ “皇室の文庫 書陵部の名品 | 調査研究 | 宮内庁 三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shōzōkan”. shozokan.kunaicho.go.jp. 2023年9月16日閲覧。