久保成人
人物・経歴
編集大阪府出身。大阪府立北野高等学校を経て[1]、1977年(昭和52年)京都大学法学部を卒業後、国家公務員上級甲種試験(法律)を受け、運輸省に入省。船舶局監理課配属[2]。防衛庁教育訓練局訓練課員、運輸省運輸政策局政策課政策企画官や大臣官房文書課企画官、近畿運輸局企画部長、鉄道局総務課鉄道企画室長、航空局管制保安部保安企画課長などを歴任。2001年(平成13年)に国土交通省大臣官房広報課長に就任後、海事局海事産業課長、鉄道局幹線鉄道課長、大臣官房参事官(人事)、大臣官房人事課長、航空局監理部長、鉄道局次長、海上保安庁次長を経て、2010年(平成22年)8月、国土交通省鉄道局長。鉄道局長時代には、整備新幹線のうち北海道新幹線(新函館 - 札幌間212km)、北陸新幹線(金沢 - 敦賀間124km)、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート、諫早 - 長崎間21km)の新規着工開始に奔走した[3]。2012年(平成24年)9月、国土交通省大臣官房長。2013年6月11日から8月1日まで、大森雅夫の退官に伴い国土政策局長を兼任[4]。2013年(平成25年)8月1日から観光庁長官[5][6][7]。2015年(平成27年)9月10日退任。2016年(平成28年)6月、公益社団法人日本観光振興協会理事長に就任[8]。2020年 (令和2年) 6月、日本観光振興協会理事長退任[9]。
同期
編集脚注
編集- ^ 新霞が関人脈 観光庁長官の久保氏は北野高出身[大阪府・下]”. 毎日フォーラム~毎日新聞 (2013年11月10日). 2014年6月1日閲覧。 “
- ^ 『全国官公界名鑑』同盟通信社、2002年2月発行、107頁
- ^ 罪深きはこの官僚≫久保成人 - 選択”. 選択. 2014年6月1日閲覧。 “
- ^ "国交省人事異動(第51号)平成25年6月11日付" (PDF). 国土交通省. 2022年2月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年9月17日閲覧。
- ^ "国交省人事異動(第83号)平成25年8月1日付" (PDF). 国土交通省. p. 3. 2022年2月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年9月17日閲覧。
- ^ 観光庁長官に久保氏、井手氏は退任へ”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2013年7月26日). 2014年6月1日閲覧。 “
- ^ 観光庁長官交代、久保成人氏が就任-8月1日付で”. Travelvision (2013年7月30日). 2014年6月1日閲覧。 “
- ^ 日本観光振興協会理事長 久保 成人氏 - 観光経済新聞社
- ^ “【人事】日本観光振興協会、理事長に久保田氏 副理事長は鈴木氏”. 観光経済新聞 (2020年6月25日). 2020年6月25日閲覧。
官職 | ||
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先代 井手憲文 |
観光庁長官 2013年 - 2015年 |
次代 田村明比古 |
先代 本田勝 |
国土交通省大臣官房長 2012年 - 2013年 |
次代 武藤浩 |
先代 本田勝 |
国土交通省鉄道局長 2010年 - 2012年 |
次代 瀧口敬二 |