久住高原温泉郷
久住高原温泉郷(くじゅうこうげんおんせんきょう)は、大分県竹田市(旧国豊後国)の久住地域(旧久住町)にある温泉である。竹田市の他の地域にある長湯温泉及び竹田・荻温泉とともに、竹田温泉群として国民保養温泉地に指定されている[1]。
久住高原温泉郷 | |
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法華院温泉 | |
温泉情報 | |
所在地 | 大分県竹田市 |
泉質 | 炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉・石膏硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉・硫酸塩冷鉱泉 |
泉温(摂氏) | 18.4 - 253.7 °C |
湧出量 | 41 - 2,120リットル/分 |
概要
編集大分県竹田市の久住地域にある以下の温泉の総称である[1]。
泉質などは温泉によって異なるが、これらの温泉の概要は以下の通りである。
- 源泉数:19
- 泉質:炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉・石膏硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉・硫酸塩冷鉱泉
- 源泉温度:18.4 - 253.7℃
- 湧出量:41 - 2,120リットル/分
- 効能:アトピー、美肌、神経痛、冷え性、肩凝り等(温泉により異なる)
- 施設:日帰り温泉 5、旅館 9、飲泉 7[1]
※ 効能は万人に対してその効果を保証するものではない。
歴史
編集久住高原温泉郷でもっとも古い歴史を有するのは赤川温泉で、かって硫黄鉱山に湧いていた「くされ湯」が発祥とされる。鉱夫の疲労回復に利用され、中世にはその存在が知られていた[1]。
七里田温泉も、鎌倉時代には既に存在しており、江戸時代の寛文3年(1663年)には岡藩第3代藩主中川久清によってお茶屋が設けられている[1]。
その他の温泉地は近年になって開発されたものである[1]。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 久住高原温泉組合&久住高原温泉郷&kuju4126
- 竹田式湯治 温泉療養保健システム 竹田観光ツーリズム協会
- 竹田温泉群-長湯温泉、久住高原温泉郷、竹田・荻温泉- 日本温泉協会