中野操
中野 操(なかの みさお、1897年10月30日[1] - 1986年3月21日[1])は、日本の医師、医史学者、陸軍軍医[1]。
経歴
編集著作
編集- 『大坂蘭学史話』思文閣出版、1979年。
- 『大阪名医伝』思文閣出版、1983年。
中野操文庫
編集中野は、1552年(天文21年)の『黄素妙論』や室町時代に遡る医学書、日本最古のオランダ文法書で蘭方医新宮涼庭(1787年 - 1854年)が写した1733年の『セウユリルスフラーカコンスト』、江戸時代大阪の医事年表など、日本医史学の比類ない歴史資料を蔵書しており、これらは2012年に13,461点が一括で大阪市の指定有形文化財となった。