中根駅
日本の茨城県ひたちなか市にあるひたちなか海浜鉄道の駅
中根駅(なかねえき)は、茨城県ひたちなか市三反田にあるひたちなか海浜鉄道湊線の駅である。
中根駅 | |
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駅全景(2019年5月) | |
なかね Nakane | |
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所在地 | 茨城県ひたちなか市三反田 |
所属事業者 | ひたちなか海浜鉄道 |
所属路線 | ■湊線 |
キロ程 | 4.8 km(勝田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
17人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)7月16日 |
歴史
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線の無人駅である[4]。1960年代までは委託駅として乗車券の発売があり、出改札口を備えた駅舎も存在した。かつては夏季の海水浴輸送時にのみ運転要員が派遣されて列車交換が実施され、このために常時は信号機の柱のみを設けておき、信号機の腕木を着脱していたと言われる。当時のホーム配置は相対式で、現在線の山側にホームが設けられていた。
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ホーム(2005年8月)
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旧駅名標(2009年10月)
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現在の駅名標(2019年5月)
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ホームベンチ(2009年10月)
当駅における運行形態
編集利用状況
編集- 中根駅の利用状況の変遷を下表[6]に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 特 記 事 項 | |||
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通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | ||
2000年(平成12年) | 4,154 | ||||
2001年(平成13年) | 4,119 | ||||
2002年(平成14年) | 4,814 | ||||
2003年(平成15年) | 6,266 | ||||
2004年(平成16年) | 6,650 | ||||
2005年(平成17年) | 2,956 | ||||
2006年(平成18年) | 2,515 | ||||
2007年(平成19年) | 2,993 | ||||
2008年(平成20年) | 6,179 | ||||
2009年(平成21年) | 9,125 | ||||
2010年(平成22年) | 9,490 | ||||
2011年(平成23年) | 8,052 | ||||
2012年(平成24年) | 4,015 | ||||
2013年(平成25年) | 4,380 | ||||
2014年(平成26年) | 4,745 | ||||
2015年(平成27年) | 5,110 | ||||
2016年(平成28年) | 5,110 | ||||
2017年(平成29年) | 5,328 | ||||
2018年(平成30年) | 5,475 | ||||
2019年(令和元年) | 6,675 |
駅周辺
編集田んぼの中に位置しており、周囲に目だった構造物はなく、いわゆる秘境駅の一つに挙げられているが、山側の坂道を登るとすぐに普通の住宅地がある上、かなりの交通量のある国道245号線から至近で見通せ車で容易に行くことができ、那珂湊市街からも近い等、秘境駅とは言えないロケーションである[4]。
作品における描写
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ 中根駅|ひたちなか海浜鉄道
- ^ 『湊線百年史』ひたちなか海浜鉄道、2015年、127頁
- ^ 『湊線百年史』131頁
- ^ a b 小野寺敦 監修 『茨城「地理・地名・地図」の謎』 (2014, p. 40)
- ^ a b 中根駅時刻表.駅探
- ^ ひたちなか市統計書各年度版
- ^ 小野寺敦 監修 『茨城「地理・地名・地図」の謎』 (2014, p. 41)
参考文献
編集- 小野寺敦 監修「交通と地理が生んだ幾多のドラマ」『茨城「地理・地名・地図」の謎』(初版)実業之日本社〈じっぴコンパクト新書〉、2014年、40-41頁。ISBN 978-4-408-45517-4。
関連項目
編集外部リンク
編集- 中根駅 - ひたちなか海浜鉄道