中村 隆資(なかむら りゅうすけ、1951年5月22日[1] - )は、日本小説家。本名・中村隆。

東京都出身。早稲田大学法学部卒業。ニッカウヰスキー勤務、塾講師雑誌タウン情報誌記者コピーライターなどを経て、1989年「流離譚」で第69回文學界新人賞受賞。1990年、「流離譚」で第102回芥川龍之介賞候補。1993年、「天下を呑んだ男」で第14回吉川英治文学新人賞候補。

作品リスト

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小説

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  • 『地蔵記』(1992年、文藝春秋
    • 流離譚
    • 地蔵記
  • 『天下を呑んだ男』(1992年、講談社/1996年9月、講談社文庫、副題・「秀吉」が生まれた朝/『IN★POCKET』1992年6月号、9月号、10月号)
  • 『秋津洲物語』(1996年、PHP研究所
  • 帝春秋』(2001年、講談社)
  • 『神なき国の神々』(2004年、双葉社
    • 武智麻呂の虫
    • 与一
    • 敢えて銘を刻まず
    • 勘弁ならねえ
    • 狐落とし
    • 私はひばり
  • 『出雲願開舟縁起』(2005年、講談社)

アンソロジー収録作品

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  • 夏の鮟鱇(『異色時代短篇傑作大全』1992年、講談社)
  • 西施と東施(『異色中国短篇傑作大全』1997年、講談社)
  • 獲物(『輝きの一瞬 短くて心に残る30編』1999年、講談社)

単行本未収録作品

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共著

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注釈

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  1. ^ 『文藝年鑑』2008

関連項目

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