中村玉太郎 (5代目)

日本の歌舞伎俳優

五代目 中村 玉太郎(ごだいめ なかむら たまたろう、2000年平成12年〉10月22日 - [2])は、歌舞伎役者。屋号加賀屋定紋梅八ツ藤歌舞伎名跡中村玉太郎」の当代。本名は河野 彩人(こうの あやと)[2]立役を主とする。

ごだいめ なかむら たまたろう
五代目 中村玉太郎
屋号 加賀屋
定紋 梅八ツ藤
生年月日 (2000-10-22) 2000年10月22日(24歳)
本名 河野こうの 彩人あやと[1][2]
襲名歴 1. 五代目 中村玉太郎[2]
出身地 東京都
祖父 六代目中村東蔵
六代目中村松江[2]
公式サイト 中村 玉太郎 (5代目)

来歴

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2000年に四代目中村玉太郎(現・中村松江)の長男として生まれる(東京生まれ[2])。2006年(平成18年)4月歌舞伎座 六世中村歌右衛門五年祭において父が六代目中村松江を襲名するのに併せ『関八州繋馬』の里の子梅松で五代目中村玉太郎を名のり初舞台[2]

  • 好きな食べ物:オムライス・おそば
  • どんなことして遊ぶのが好き?:ムシキング
  • お稽古事:日本舞踊(3歳から宗家藤間流)
  • 将来の夢は?「かっこいい中村玉太郎になる!」(※2006年当時のミニアンケートより)[2]

平成19年12月国立劇場特別賞(宇野信夫・作「それぞれの忠臣蔵」『堀部彌兵衛』判右衛門倅判平 役にて)

2014年歌舞伎座『勧進帳』で太刀持ち音若。

2015年から中村鷹之資らとともにKAAT若手舞踊公演 "SUGATA" を公演。以降シリーズ化して2018年まで上演。

2019年には四代目市川猿之助演出・主演のスーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリ」で小栗判官の郎党の一人小栗六郎を熱演。

主な出演

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  • KAAT 若手舞踊公演 "SUGATA"
    • 新作 清元・長唄「葛城山蜘蛛絲譚」(かつらぎやまちちゅうのよばなし)~妖怪土蜘蛛退治~(題材:土蜘蛛_(能))(2015年) - 山神[3][4]
    • 新説・西遊記(題材:西遊記)(2016年) - 沙悟浄[5]
    • 続 新説・西遊記(2017年) - 沙悟浄[6][7]
    • 「二人三番叟」三番叟 / 通し狂言「雙生隅田川」[8]

脚注

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出典

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  1. ^ “四月大歌舞伎 記者発表!”. ニュースリリース(歌舞伎美人) (松竹). (2006年2月9日). https://www.kabuki-bito.jp/news/630/ 2020年1月13日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h 編集:歌舞伎座宣伝部/松竹:(2006年)平成18年4月1日発行,頒価1,200円『六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎 筋書き』P.38
  3. ^ KAAT若手舞踊公演「SUGATA」 新作 清元・長唄  「葛城山蜘蛛絲譚」 (かつらぎやまちちゅうのよばなし) ~妖怪土蜘蛛退治~|KAAT 神奈川芸術劇場
  4. ^ “鷹之資、玉太郎がKAAT若手舞踊公演に出演”. 歌舞伎美人(かぶきびと) (松竹). (2015年3月5日). https://www.kabuki-bito.jp/news/1320/ 2020年1月13日閲覧。 
  5. ^ “鷹之資、玉太郎、梅丸が若手舞踊公演「SUGATA」出演”. 歌舞伎美人(かぶきびと) (松竹). (2016年2月12日). https://www.kabuki-bito.jp/news/3127/ 2020年1月13日閲覧。 
  6. ^ 若手舞踊公演SUGATA 「続・新説西遊記」|KAAT 神奈川芸術劇場
  7. ^ “鷹之資、玉太郎、梅丸「若手舞踊公演SUGATA」に向けて”. 歌舞伎美人(かぶきびと) (松竹). (2017年3月13日). https://www.kabuki-bito.jp/news/3929/ 2020年1月13日閲覧。 
  8. ^ 若手舞踊公演 SUGATA 「二人三番叟」/ 通し狂言「雙生隅田川」 |KAAT 神奈川芸術劇場

外部リンク

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