中川放水路橋梁 (総武本線)
東京都の鉄道橋
中川放水路橋梁(なかがわほうすいろきょうりょう)は新中川に架かる鉄道橋の一つで、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武緩行線を通し、小岩駅と新小岩駅の間に位置する。所在は東岸は江戸川区南小岩六丁目、西岸は上一色二丁目。
歴史
編集1956年(昭和31年)新中川掘削工事に伴い、新中川を渡河する鉄道橋として架橋された。橋梁名は当時の河川名「中川放水路」から付けられている。
複々線高架化される前の総武本線は、中川放水路橋梁を挟んで両岸は勾配で地平に下る線路であった。
中川放水路橋梁は鉄道橋としての歴史が古く、土木学会では歴史的鋼橋のひとつでもある。
諸元
編集複々線化による橋梁の増設
編集国鉄の通勤五方面作戦の一環として総武本線は1972年(昭和47年)に高架・複々線化された。上流側に総武快速線を線増し「下路プレストレスト・コンクリート桁橋」が架橋された。
参考文献
編集- 国鉄トラス橋総覧 著者:西村俊夫 1957.2
隣の橋
編集外部リンク
編集- 歴史的鋼橋集覧 中川放水路橋梁 – 土木学会
座標: 北緯35度43分43.1秒 東経139度52分30.6秒 / 北緯35.728639度 東経139.875167度