中尾秀正

日本の厩務員・調教師 (1966 - )

中尾 秀正(なかお ひでまさ、1966年12月6日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属している調教師

中尾秀正
東京競馬場(2019年6月2日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県
生年月日 (1966-12-06) 1966年12月6日(58歳)
所属団体 JRA
初免許年 2002年(2004年開業)
経歴
所属 中尾正/厩務員(1985.7 - 1985.11)
中尾正/調教助手(1985.11 - 開業)
栗東T.C.(開業 - )
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祖父が中尾嘉蔵元調教師、父は中尾正元調教師、伯父は中尾謙太郎元調教師と中尾銑治元調教師、従兄弟にも調教助手装蹄師がいるという、祖父から数えて一世紀近くの間、数多くの者が競馬に携わってきた競馬一族の生まれ。

来歴

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1985年、4月にJRA競馬学校厩務員課程に入学し、7月より父の厩舎で厩務員となり、11月からは調教助手となった。

1998年、新規調教師免許の一次試験に合格するも二次試験は不合格となる。

1999年、2年連続で新規調教師免許の一次試験に合格するも二次試験は不合格となる。

2002年、2月に調教師免許を取得する。

2004年3月1日付けで厩舎を12馬房で開業[1]。同期開業には池江泰寿、遠縁にあたる宮本博調教師らがいる。3月7日、初出走となった阪神競馬場での第2競走は、ビッグティアラが3着となる。6月27日に阪神競馬場での第9競走・鷹取特別でビッグドンが勝利し、のべ22頭目でJRA初勝利を挙げる(5月24日の金沢競馬9Rにおいて、ミュージックシーンで地方では既に勝利している)[2]

2007年根岸ステークスビッググラスが制し重賞初勝利を挙げる[3]

2012年阪急杯マジンプロスパーが制覇[4]

2013年12月23日、アドマイヤシャドウが勝利し、JRA通算200勝達成[5]

2016年5月25日、エイシンエルヴィンがフランス・メゾンラフィット競馬場で行われたモントルトゥー賞で優勝[6]6月14日にはイギリスのG1クイーンアンステークスに出走したが、10着に敗れた[7]

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2004年3月7日 1回阪神4日2R 3歳未勝利 ビッグティアラ 11頭 3 3着
初勝利 2004年6月27日 3回阪神4日9R 鷹取特別 ビッグドン 16頭 2 1着
重賞初出走 2004年10月30日 4回東京7日11R 武蔵野S シロキタゴッドラン 16頭 13 12着
重賞初勝利 2007年1月28日 1回東京2日11R 根岸S ビッググラス 16頭 11 1着
GI初出走 2004年11月28日 5回東京8日10R JCダート シロキタゴッドラン 16頭 15 12着

おもな管理馬

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おもな厩舎スタッフ

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脚注

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  1. ^ 調教師4名が新規開業”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
  2. ^ 中尾秀正調教師、JRA初勝利”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
  3. ^ 根岸S、伏兵ビッググラスが初重賞制覇”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
  4. ^ “【阪急杯】マジン初重賞V!次走高松宮記念へ弾み”. スポーツニッポン (Sponichi Annex). (2012年2月27日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/02/27/kiji/K20120227002713850.html 2017年7月24日閲覧。 
  5. ^ 中尾秀正調教師 JRA通算200勝達成”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
  6. ^ エイシンエルヴィンが仏・メゾンラフィット競馬場で優勝/モントルトゥー賞”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
  7. ^ 【クイーンアンS】エイシンエルヴィンは10着”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。

関連項目

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